12 建設行政での新たな取り組みについて

◆37番(稲川和成議員) 御答弁ありがとうございました。
 計画概要、さらには更新事業費の見込みや財源措置などについて回答をいただきました。安全・安心な水道水を安定的に供給し続けることは水道局の重要な使命ですので、必要な対策を進めていただきたいと、管理者、水道部長、ぜひよろしくお願い申し上げます。
 そして、消火栓の漏水対策については、大きな事故に今後つながらないよう、計画的に再発防止対策に努めていただきたいと思います。

 そして、大きな12の質問に移ります。
 建設行政での新たな取り組みについてお伺いします。

一般質問稲川先生似顔絵

(1)歩道橋のネーミングライツについて

 本市では、今年度より企業側から希望する本市公共施設に愛称をつける企業提案型ネーミングライツの募集を始めています。このネーミングライツとは、企業などが公共施設に企業名、商品名等を冠した愛称を付ける命名権を取得する制度のことで、企業側には宣伝効果が、市には命名権料として新たな財源が確保できるという、まさにウィン・ウィンの制度と言えます。そして、この制度には、企業提案型のほかに市が対象となる公共施設、命名権料、期間などを指定して募集する方法があります。この方式は、さいたま市が市で管理する歩道橋について導入しており、今年度は42の歩道橋を対象に募集しています。歩道橋をはじめ道路や橋梁は、市民生活に欠かすことのできない社会インフラです。しかし、その多くが設置から年月を経ることで、適切な維持管理さらには更新の時期を迎えようとしています。
 そこで、市が施設を特定してネーミングライツパートナーを募集する方法について、まず多くの市民が利用し、目にする市管理の歩道橋から始めてみてはいかがでしょうか。見解をお聞かせください。

(2)道路照明灯LED化の推進について

 道路照明灯のLED化については、水銀灯やナトリウム灯と比べて寿命が長く、優れた省エネルギー性能により、温室効果ガスの削減など、環境負荷の軽減も期待できることから、本市においても平成24年度から順次導入をされております。さらに、私が昨年9月議会においてさらなるLED化の促進策についてお伺いしたところ、LED化は初期段階の事業費が最大の課題であることから、初期段階での負担軽減が見込まれるリース方式の導入について検討しているとの答弁をいただいており、その答弁のとおり、リース制度の導入に必要となる財源について平成29年度当初予算で計上されております。
 そこで、今年度の実施スケジュールについて、また市内業者の参加の方策についてどのようにお考えかお聞かせください。

(3)天神橋の改修について

 青木地区と鳩ヶ谷地区を結ぶ天神橋は、常に交通量が多く、特に通勤通学の時間帯には自転車の通行量も非常に多くなります。また、川口市立高等学校の開校後には、さらに自転車の通行量が増えることも予想されます。このような状況に加え、天神橋の東側の取りつけ区間については路肩が狭いことから、自転車と自動車が接近して走行せざるを得ず、非常に危険であり、一日でも早く自転車が安全に走行できる空間を確保する必要があると感じておりました。そのような中、市では今年度この区間の改修を予定しているとのことで、天神橋を利用する市民にとって喜ばしい限りであります。
 そこで、改修の具体的な内容と期間はどのようになっているのかお聞かせください。

一般質問答弁用

◎原田倫則建設部長 御答弁申し上げます。

 (1)ですが、誰もが道路を安全に利用できるよう維持管理していくためには、多額の経費が必要でございます。議員御提案の歩道橋ネーミングライツは、そのための財源を確保する新たな方策として有効なものと考えております。
 こうしたことから、今年度中に実施するべく、先行事例の調査や関係部局との調整を進めて参りたいと存じます。
 次に、(2)ですが、お尋ねのLED化のスケジュールにつきましては、本年7月下旬にリース事業者を決定、9月頃から灯具の切替工事を開始し、平成30年2月末の工事完了を予定いたしております。また、市内業者の参加につきましては、灯具の切替工事及び賃貸借契約期間中の維持管理に市内業者を活用する内容の仕様とするよう検討いたしますとともに、リース事業者としても参加可能となるよう発注方法についても検討しているところでございます。
 次に、(3)ですが、議員御指摘のとおり、天神橋の取り付け区間である幹線第98号線につきましては、橋りょう東側区間の路肩が狭く、地元の町会・自治会からも安全確保の御要望をいただいておりますことから改修を行うものであります。
 お尋ねの改修内容でございますが、当該区間南側に擁壁を新設することで、現在の路肩とあわせて両側に約1メートルの自転車通行空間を整備するもので、本年12月の完成を目指しております。
 以上でございます。

11 水道事業について

◆37番(稲川和成議員) 答弁ありがとうございました。
 荒川運動公園は、ますますにぎわいある場所となってきております。工事設計を進めているとのことでありますが、市民の安全を守るためにも早めの改修工事が望まれます。早期の完成を目指し、今後も要望を続けていただきたいと思います。よろしくお願い申し上げます。

 それでは、大きな11 水道事業についてお伺いします。
 本市の水道事業は、昭和27年の給水開始以来、浄配水場の建設や管路整備など7期の拡張事業を実施し、普及率は、ほぼ100パーセントに達しております。今後は、老朽化した水道施設の大規模な全面更新の時期へ移行していくため、更新費用が急増することが想定されます。
 一方で、人口の減少や節水機器の普及等による給水量の減少に伴う料金収入の低迷から経営状況の悪化も懸念されます。水道は、生命維持に欠かすことのできない大切なライフラインであることから、安全・安心な水道水を安定的に供給し続けるために、水道施設の計画的な更新と給水収益の確保は、水道事業にとって重要な課題です。
 こうした中、本市水道局では「水道施設更新基本計画」を策定し、平成29年度から運用を開始したと都市機能・新庁舎建設特別委員会、宇田川委員長から報告を受けております。
 そこで、確認の意味で数点質問いたします。

一般質問稲川先生似顔絵

(1)水道施設更新基本計画について

ア 水道施設更新基本計画の概要について

平成29年度から運用を開始した水道施設更新基本計画の概要についてお聞かせください。

イ 水道施設の更新事業費の見込みについて

今後、更新事業費はどのくらいが見込まれるのかお答えください。

ウ 更新事業費の財源措置について

給水収益が減少する中、財源措置をどのように考えているかお答えください。

(2)南平配水場について

ア 廃止の経緯について

廃止に至る経緯についてお答えください。

イ 廃止後の利活用について

当該地域は浸水常襲地域であるのを踏まえ、雨水貯留施設としての再利用の可能性など、今後の利活用についてどのように考えているのかお答えください。

(3)消火栓漏水事故の再発防止について
今回の事故を踏まえ、今後どのような対策を講じていくのかお考えをお聞かせください。
一般質問答弁用

◎橋口純一水道事業管理者 御答弁申し上げます。

 (1)のアでございますが、水道施設更新基本計画の概要でございますが、健全な水道事業経営の継続を目指すため、今後の水需要等の予測に基づき、水道施設の規模や更新時期などについて平成77年度までの向こう50年間にわたって定めた長期的な更新計画となっております。今後、本計画を基に適切な施設規模に更新していくことで、事業費の抑制を図るとともに耐震性やバックアップ能力の向上を目指して参ります。
 以上でございます。

◎境沢孝弘水道部長 御答弁申し上げます。

 同じくイでございますが、本計画による水道施設の更新事業費につきましては、「アクアプラン川口21~第2次川口市地域水道ビジョン~改訂版」にて定めた計画以降の、平成35年度から平成47年度までの大規模な更新事業に係る費用を試算いたしました。浄配水場施設の大規模更新を含む更新事業費の合計は約196億円、また口径300ミリメートル以上の配水本管のうち、経年管の延長約18キロメートルに対する布設替えに係る事業費の合計は約82億円と見込まれるところでございます。
 次に、ウでございますが、節水機器の普及や節水意識の浸透等による水需要の低下により給水収益は減少傾向にある一方、水道施設の大規模な全面更新には莫大な費用が必要となりますことから、経費削減等の経営努力を行なっても財源が不足する場合は、将来的には水道料金の改定について考慮して参りたいと存じます。
 次に、(2)のアでございますが、水道施設更新基本計画では、南平配水場を廃止する予定でございます。廃止に至る経緯につきましては、南平配水場の設置後、配水管路の整備が進み、新郷浄水場からの配水圧力にて安定供給が可能であるとの解析結果が出ましたことから、昨年より停止実験を実施しており、また本年5月上旬から全面停止を行なっておりますが、圧力や水質に問題がなく運用できているところでございます。
 次に、イでございますが、南平配水場廃止後の利活用につきましては、南平配水場周辺地域が大雨時の浸水常襲地域であることから、雨水貯留施設としての再利用が可能かどうかも視野に入れ、施設の利活用について検討して参りたいと存じます。
 次に、(3)でございますが、今回のような消火栓の漏水事故につきましては、同様な環境下にある同材質の消火栓において発生する可能性がございます。このことから、事故防止のため補強金具による対策を講じることといたしました。補強対象の消火栓は、平成17年8月までに製造された6,575基で、このうち設置から20年以上経過している5,334基について国道、県道、緊急輸送道路、JR沿線、市道幹線、通学路など、優先度が高い順に今年度から3年間で補強して参る予定でございます。また、残りの1,241基につきましても、設置から20年を経過する時点で順次補強する予定でございます。
 今後とも、老朽施設の更新に努めるなど、安全・安心な水道水の供給のために鋭意努力して参りたいと存じます。
 以上でございます。

10 荒川運動公園の護岸改修について

◆37番(稲川和成議員) 答弁ありがとうございます。
 災害発生時に被害を最小限にとどめるには、平時からの備えが大変重要になって参ります。洪水時一時緊急避難施設の指定について積極的に取り組んでいただきたいと思います。

 では、次、大きな10に移ります。
 荒川運動公園の護岸改修についてお伺いします。
 現在、荒川運動公園は、ラグビー場や野球場、そして浮間ゴルフ場として広く市民の皆様等に御利用いただいております。また、皆様の強い要望でありましたドッグラン・バーベキュー広場が同公園内に本年3月18日にオープンし、これまで大勢の方々に利用されていると聞いております。こうした荒川運動公園でありますが、河川敷に接する護岸につきましては、川の流れなどの影響により部分的に護岸の損傷等が見られます。大雨時等には河川の水位が上昇し危険な状況になることも考えられ、その解決には護岸の改修が急務と思われます。

一般質問稲川先生似顔絵 荒川運動公園の護岸改修について

これまでも本市においては、河川を管理する国土交通省荒川下流河川事務所に対し、護岸改修の要望を行なっていると聞いておりますが、今後の改修予定などについてお聞かせください。

一般質問答弁用

◎細萱英也技監兼都市計画部長 御答弁申し上げます。

 荒川河川敷の護岸改修につきましては、これまで河川管理者である国土交通省荒川下流河川事務所に対し、早期の改修工事の働きかけを行うとともに、破損箇所の補修を実施して参りました。この度、本市の関係部局と同事務所による情報交換の場として定期的に開催される川口市・荒川下流河川事務所事業連絡会を通じ、同事務所より浮間ゴルフ場に隣接する護岸のうち、早急に改修が必要な箇所について、現在早期着手に向けて工事設計を進めているとの情報をいただきました。
 今後も護岸の安全確保に向け、引き続き同事務所に対し、改修工事の早期完成に向けて要望して参りたいと存じます。
 以上でございます。

9 洪水発生時における垂直避難について

◆37番(稲川和成議員) 市長、4度の登壇ありがとうございます。
 今回、3回目となる「川口市産品フェア2017」も、御来場される方々の満足度が高くなるよう万全の準備を整えて臨むことを期待しております。

 では、次、大きな9に移ります。
 洪水発生時における垂直避難についてであります。
 一昨年9月の関東・東北豪雨による鬼怒川の氾濫や、昨年8月に観測史上初めて東北地方に上陸した台風10号による記録的な大雨により、大きな被害が発生しましたことは記憶に新しいところでございます。
 本市におきましては、近年、大規模な水害は発生しておりませんが、川口市洪水ハザードマップによると、200年に1回程度の規模の大雨により荒川の洪水が発生した場合、横曽根地区、中央地区、南平地区などにおいて、2から5メートルの浸水が想定されております。
 本市では、荒川の洪水発生時に、浸水想定区域外の市北部に避難していただくこととなっておりますが、緊急時においてはこうした避難が間に合わない方々が発生することも予想されます。私は、このような場合、建物の上層階へと避難する垂直避難が有効であると考えております。

一般質問稲川先生似顔絵 洪水発生時における垂直避難について

洪水発生時の垂直避難について本市の見解をお伺いいたします。

一般質問答弁用

◎松木明彦危機管理部長 御答弁申し上げます。

 議員御指摘のとおり、洪水発生時における垂直避難につきましては、荒川の浸水想定区域はもとより、市内全域においても内水氾濫対策として有効であると認識しておりますことから、垂直避難の対象となるマンションや大型商業施設について、洪水時一時緊急避難施設として指定を進めるため、関係機関と協議して参りたいと存じます。
 以上でございます。

8 川口市産品フェア2017について

◆37番(稲川和成議員) 御答弁ありがとうございます。
 昨年9月定例会でこの質問を取り上げて以来、櫻井忍夫先生について、ネット等で私も一生懸命、勉強して参りました。徳川時代の文久3年に愛知県、現在の稲沢市に生を受けた先生でございますが、ジョサイア・コンドルというイギリス人建築家の流れをくむ、すばらしい建築家が設計した旧田中家住宅でございます。耐震補強工事が必要とのことでした。今後の利活用のためにも、耐震化を進め、しっかりとした計画を策定するとともに、引き続き国の重要文化財への指定を目指していただきたく要望し、次の質問に移ります。

 大きな8は、川口市産品フェア2017についてであります。
 3年前に奥ノ木市長が就任され、以来、「川口の元気づくり」の実現を加速するために、市内中小企業の生産性と魅力を高め、雇用を創出していく経済政策を実行するオクノミクスを実施し、さまざまな成果を上げています。その一つが、「市産品公共事業活用促進制度」であり、市産品を市内公共事業へ積極的に活用することであります。また、適正品質、適正価格であれば、できる限り市内事業所を優先することで、市内経済の好循環を生み出しております。この公共事業への活用促進を加速させている大きな要因が平成27年度より実施している「川口市産品フェア」であります。本年度は規模を拡大し、出展ブースも約150ブースに増やす予定であると伺っております。まずはこれを足掛かりに、市産品の販路拡大がますます加速するよう、私も宣伝に努めているところであります。

一般質問稲川先生似顔絵 川口市産品フェア2017について

 この川口市産品フェアに関して市民の皆様からいただく要望が、川口市産品フェアの会場内に点在する市役所のブースを1か所に集め、それぞれの宣伝を行なってはいかがかということであります。市民向けサービスや補助制度など、一度にお知らせする絶好の機会だと思いますが、市の見解についてお伺いします。

一般質問答弁用

◎奥ノ木信夫市長 稲川和成議員の8番に対する御答弁を申し上げます。

 市内経済の好循環を創出することを目的として、まずは市民の皆さんに川口市産品を知っていただき、使っていただき、広めていただきたいという思いから、私が市長に就任した翌年から川口市産品フェアを開催しております。本年度も3回目となる「川口市産品フェア2017」を10月27日から29日までの3日間、SKIPシティで開催することといたしました。昨年度は、延べ5万3,600名もの方に御来場いただきましたが、約8割の方に市内からお越しいただきました。こうしたことから、本年度は分散していた市役所各課のブースを1か所に集積させ、市民向けサービスや補助制度など、本市の施策をワンストップでお知らせすることにより、御来場いただいた市民の皆さんの利便性の向上を図ることといたしました。
 私は、この市産品フェアを通じて、まずは市民の皆さんに、そして日本全国に本市の魅力である「ものづくりのまち川口」を発信するとともに、「みんなでつくる川口の元気」の実現に向け、鋭意取り組んで参ります。
 以上です。

7 旧田中家住宅の利活用について

◆37番(稲川和成議員) 答弁ありがとうございます。
 設置に向けて取り組むとの前向きな答弁と理解いたしました。また、災害対策にもつながるとのことでしたので、ぜひ設置していただきたいと思います。

 大きな7 旧田中家住宅の利活用についてであります。
 昨年10月の国の文化審議会の答申を受け、岩手県雫石町にある「小岩井農場」の建物が国の重要文化財に指定されました。この小岩井農場を構成する重要文化財21棟の建物の中の一つに、明治36年築の「本部事務所」旧岩崎農場事務所がありますが、何とこの建物は本市の国登録有形文化財「旧田中家住宅」を設計した櫻井忍夫が40歳のときに携わった作品であるという事実を今回改めて知ることとなりました。櫻井忍夫は、日本近代建築の父として有名なイギリス人建築家ジョサイア・コンドルの系譜につながる建築家で、日本郵船深川倉庫や東京電気鉄道渋谷発電所、三菱合資会社門司支店倶楽部・同社宅、実業家の邸宅や別荘など、さまざまな建物の建設に携わっております。
 しかしながら、現在、櫻井忍夫が携わった建物は「小岩井農場の本部事務所」と本市の文化遺産、「旧田中家住宅」の2件しか残されておりません。私は、昨年の9月定例会において「旧田中家住宅の利活用について」という質問の中で、耐震診断を行うに至った理由と今後の利活用についてお伺いしました。さらには、この「旧田中家住宅」を歴史的・文化的価値の極めて高い歴史的建造物として、ぜひ国の重要文化財にしてほしいとの要望もあわせていたしました。その際、市の回答としまして、現在、敷地内にある茶室を今以上に活用し、大正・昭和の歴史や文化の余韻に浸っていただける空間を創出するとのお答えをいただきました。
 そこで、今回改めて質問いたします。

一般質問稲川先生似顔絵 (1)耐震診断の結果について

その後行った耐震診断の結果について。

(2)今後の利活用事業の計画について

今後、この建物の利活用を図っていく上で、どのような計画があるか、市のお考えをお聞かせください。

一般質問答弁用

◎古澤貢生涯学習部長 御答弁申し上げます。

 (1)でございますが、旧田中家住宅につきましては、図面等が残されておらず、建物の構造形式が明らかでない状況でありましたことから、歴史的建造物の専門業者に委託し、構造調査・図面作成及び耐震診断をあわせて実施した経緯がございます。
 調査の結果、旧田中家住宅は、およそ5度にわたる増改築により建築された複雑な建造物であることが判明し、その来歴を知る大きな成果が得られたところでございます。しかしながら、築90年超の洋館をはじめ和館、文庫蔵、茶室、煉瓦塀という歴史を重ねて参りました建物等につきましては、大地震時に倒壊の恐れがあり、耐震補強が必要であるとの結果が出されたところでございます。
 次に、(2)でございますが、旧田中家住宅につきましては、耐震力が不足していることが明らかになりましたことから、来館される方々の安全性を確保するため、早急に耐震補強に取り組んで参りたいと存じます。さらに、耐震性の確保に併せ、文化財登録外であります茶室を活用し、旧田中家住宅を訪れる方々に軽食や飲み物を提供する場を設けるなど、優れた歴史的建造物を鑑賞した後に、大正・昭和初期の文化の余韻に浸っていただく付加価値の創出について検討して参りたいと考えております。
 今後とも、さまざまな手法により旧田中家住宅のさらなる魅力の向上に努めて参りたいと存じます。
 以上でございます。

6 スポーツ施設の柔・剣道場への空調機設置について

◆37番(稲川和成議員) 市長、御答弁ありがとうございます。
 救急車を1台加増していただけるとの非常に前向きな答弁をいただき、ありがとうございます。しかも地元芝園分署、ここは唯一救急車が配置されておらず、これまで我が自由民主党川口市議会議員団でも何度となく要望を重ねてきた事案でもありました。奥ノ木市長の英断に心より感謝を申し上げます。
 今後も市民の安全・安心の確保のため、さらなる救急サービスの向上に努めていただくことをお願いし、次の質問に移ります。

 大きな6は、スポーツ施設の柔・剣道場への空調機設置についてお伺いします。
 近年では、夏季におけるスポーツ施設の室内温度が40度を超える日があるなど、大変過酷な現状も聞き及んでおります。特に近隣住民との騒音トラブルの懸念により、全ての窓を開放できず、熱中症の危険と隣り合わせで活動せざるを得ない柔道・剣道においては、子どもたちが夏休みとなり、技術の上達が見込める絶好の期間である7月、8月の活動を健康面の配慮から制限をしたり、中止も検討せざるを得ない状況であるとのことであります。
 こうした中、過日、川口市柔道連盟並びに川口市剣道連盟から活動拠点である体育武道センターの柔道場及び剣道場に空調機を設置してほしい旨の要望が寄せられました。本市には体育武道センターのほか、芝スポーツセンター、鳩ヶ谷武道場にも柔道場・剣道場があります。こうした施設も夏季に稽古の継続が可能となるよう、早急に環境整備を行う必要があると考えます。

一般質問稲川先生似顔絵 スポーツ施設の柔・剣道場への空調機設置について

これらの施設にぜひ空調機を設置していただきたいと考えますが、見解をお聞かせください。

一般質問答弁用

◎茂呂修平教育長 御答弁申し上げます。

 近年の地球温暖化による気温の上昇に加え、柔道・剣道特有の騒音トラブルを懸念し窓を開放できないことから、空調機設置につきましては、熱中症対策の一環として、その必要性は認識しているところでございます。また、昨年4月に発生した熊本地震をはじめとする自然災害に伴う避難等につきましては、さまざまな教訓と課題が示されており、今年度、新たに柔・剣道場を避難所に指定したところであり、暑さ寒さ両面の対策が求められております。
 こうしたことから、施設の環境整備により、武道を通した生涯にわたる人間形成の場として、さらには災害時の防災拠点として施設が有効に活用されるよう、設置に向け検討して参りたいと存じます。
 以上でございます。

5 救急体制の充実強化について

◆37番(稲川和成議員) 市長、御答弁ありがとうございます。
 効率的な道路ネットワークの策定に取り組まれるということですので、今後、中核市への移行を予定し、さらなる発展が見込まれる本市にふさわしい道路網計画となるよう御期待申し上げまして、次の質問に移ります。

 大きな5 救急体制の充実強化についてお伺いします。
 消防局の職員の皆さんにおかれましては、市民の生命、身体及び財産を守るために御尽力いただいていることに改めて感謝を申し上げるとともに、敬意を表するところであります。
 さて、昨今の救急業務は、救急出動件数が増加の一途をたどっており、救急需要の増加が救急隊の現場到着時間の遅延を招き、救急活動に及ぼす影響が懸念されるところであります。総務省消防庁が昨年12月に公表した「平成28年版消防白書」によりますと、全国の救急出動件数が6年連続で過去最多を更新し、初めて600万件を超えました。
 高齢化の進展等により増大する救急需要への対応が喫緊の課題となる中、本市は、鳩ヶ谷市と合併した平成23年に現在の12台体制になった以降、救急車の加増がないまま今日に至っております。その間の救急出動件数は、平成23年の2万2,466件に対し、平成28年は2万7,393件と5年間で4,927件、約1.2倍増加しております。また、65歳以上の高齢者の救急搬送割合も平成23年の46.5パーセントに対し、平成28年は53.3パーセントと5年間で6.8ポイント増加しております。迅速な対応が市民の救命効果の向上につながることから、救急車を加増して救急体制の充実強化を図る時期に来ていると考えます。

一般質問稲川先生似顔絵 救急体制の充実強化について

市のお考えをお聞かせください。

一般質問答弁用

◎奥ノ木信夫市長 稲川和成議員の4番について御答弁申し上げます。

 私は、「暮らしやすいまち」の実現には、ハード面の環境整備を計画的に進め、社会資本の充実を図ることが重要であると考えております。議員御指摘のとおり、都市計画道路の整備に時間を要していることは認識しておりますが、現在、事業中の路線につきましては、市民の暮らしや産業活動を支える都市の基盤として、着実に整備を進める必要があるものと考えております。
 また、道路網のあり方につきましては、今年度から長期間未整備の都市計画道路の検証を含め、社会情勢の変化や交通需要に応じた道路網計画の策定に取り組み、交差点の改良など既存の道路を活用した効率的なネットワークの構築を進め、都市計画道路の見直しが必要となった場合は、都市計画の変更など、適切に対応して参る所存であります。
 以上です。

4 道路網のあり方について

◆37番(稲川和成議員) 文武両道に優れた生徒の育成のため、第2校地は必要不可欠であると考えます。できる限り早く完成させていただくことを要望します。
 また、先日、奥ノ木市長に地元朝日東連合町会から、現議長が中心となり地域の意見を市長に要望しておりますので、その辺も併せてよろしくお願い申し上げます。

 では、次、大きな4 本市の道路網のあり方についてお尋ねいたします。
 「川口市まち・ひと・しごと創生総合戦略」では、暮らしやすいまちの実現に向けた取り組みとして、市内都市交通システムの改善を挙げております。昨年度は、本市初の総合的な都市交通の指針として「川口市交通体系将来構想」が策定され、今後は関連する施策の推進により、選ばれるまちとして利便性の高い交通環境の整備が進められていくと期待するものであります。
 中でも道路は、交通を形成する重要な施設として都市の活動を支えています。市内の道路ネットワークは拡幅すべき道路を都市計画決定し、現在までに街路整備事業や土地区画整理事業などにより整備が進められて参りました。
 しかし、その一方で、都市計画決定後、長期間、工事が着手されずに未整備となっている道路や部分的に未整備となっている区間が少なからず存在しています。少子高齢化など社会情勢が変化した中で、現在においては、幅員や車線数など過大と考えられる構造の都市計画道路もあります。このため、費用対効果や計画の妥当性など、整備の必要性を引き続き有しているのか、長期間未整備の都市計画道路を含めた本市道路網のあり方について検討が必要であると考えます。

一般質問稲川先生似顔絵 道路網のあり方について

 今後どのように取り組んでいかれるのか、ぜひこれは市長より答弁をいただきたいと思います。

一般質問答弁用

◎奥ノ木信夫市長 稲川和成議員の4番について御答弁申し上げます。

 私は、「暮らしやすいまち」の実現には、ハード面の環境整備を計画的に進め、社会資本の充実を図ることが重要であると考えております。議員御指摘のとおり、都市計画道路の整備に時間を要していることは認識しておりますが、現在、事業中の路線につきましては、市民の暮らしや産業活動を支える都市の基盤として、着実に整備を進める必要があるものと考えております。
 また、道路網のあり方につきましては、今年度から長期間未整備の都市計画道路の検証を含め、社会情勢の変化や交通需要に応じた道路網計画の策定に取り組み、交差点の改良など既存の道路を活用した効率的なネットワークの構築を進め、都市計画道路の見直しが必要となった場合は、都市計画の変更など、適切に対応して参る所存であります。
 以上です。

3 川口市立高等学校第2校地について

◆37番(稲川和成議員) 教育長、答弁ありがとうございます。
 専門的知識を持った第三者による調査委員会を設置し、総合的に調査を進めているとのことでした。女子中学生が自殺するまでに至った背景や原因を十分に検証するとともに、命を大切にする教育を充実させ、二度とこのような痛ましい出来事が起こらないよう取り組んでいただきたいと思います。

 それでは、大きな3に移ります。
 川口市立高等学校第2校地についてお伺いします。
 川口市立高等学校は、第1校地における校舎棟建設工事、開校に向けた準備も順調に進んでおり、来年4月に開校したのち、アリーナ棟の建設、グラウンド整備を行い、第1校地の整備が完了するのが平成33年度の予定であると、先月の特別委員会で報告がありました。
 そして、新校の第2校地については、基本設計では、野球場とグラウンド、管理棟が整備されることになっていましたが、将来の建設コストの見通しがつかないことから、発注する時点で改めて検討するほうがより現実的な建設コストの算出や計画の策定ができるとして、実施設計を先送りしたと聞きました。第2校地の整備完了は第1校地の完了とあわせる予定と聞いていますが、文武両道の学校として新校の生徒がのびのびと勉強や部活動に打ち込むためには、第2校地の整備を一日も早くすべきです。

一般質問稲川先生似顔絵 川口市立高等学校第2校地について

 第2校地のグラウンド等整備について、実施設計及び整備計画を予定より前倒しできないか、あわせて整備の進捗状況について、早めに地元に示せないでしょうか、市の見解を伺います。

一般質問答弁用

◎井上清之学校教育部長 御答弁申し上げます。

 川口市立高等学校の第2校地は、第2グラウンドとして位置付けており、野球場とグラウンドを整備し、部活動等に活用する計画であり、新校の基本理念である文武両道に優れた生徒の育成にとって必要不可欠なものであると考えております。したがいまして、生徒が利用しやすいものになるよう財源も勘案しながら構想を練るとともに、地元の方にも丁寧に説明し、地域の御理解をいただきながら、できるだけ早く完成するよう計画を進めて参ります。
 以上でございます。

2 命を大切にする教育について

◆37番(稲川和成議員) 市長、御答弁ありがとうございました。

 学び直しの機会をつくるとともに、外国人が多いという本市の現状に鑑み、県内初の中学校夜間学級の設置を進めていくことは大変意義深いことであります。校舎も中長期を見据え、財源の確保を考慮し、新校舎を建設する方針とのことで、答弁からも市長の熱意が伝わって参りました。
 今後は、県と連携を図りながら、平成31年4月の開校に向け準備を進めていただきたいと思いますが、市長、実は旧芝園小学校の校庭を利用して地元の少年野球、サッカークラブ、町会のソフトボールなどが活動しております。利用団体への配慮など忘れないようによろしくお願い申し上げまして、次の質問に移りたいと思います。

 大きな2 命を大切にする教育についてお伺いします。
 先般、市内の中学3年生女子生徒が自ら命を絶つという、痛ましい出来事が起きてしまいました。かけがえのない命が失われてしまったことは、痛恨の極みであり、誠に残念でなりません。亡くなられた生徒さんの御冥福をお祈り申し上げますとともに、御両親をはじめ、御遺族の皆様に謹んで哀悼の意を表する次第であります。
 新聞の報道によりますと、残されたかばんの中には、人間関係に悩むメモが残されており、学校にも相談していたとのことであります。市教委としても全力で調査を行なっているとのことでした。このような痛ましい出来事は、さまざまな要因が複雑に関係し合って起こったと思われますが、少しでもいじめの疑いがあると思われる場合には、できる限り多くの情報を集め、事故が起こった背景や要因を総合的に分析し、慎重に見極めていく必要があると考えます。教育委員会では、いち早く「いじめ問題調査委員会」を設置したと聞き及んでおります。
 本市では、「川口市いじめを防止するためのまちづくり推進条例」を我が自由民主党川口市議会議員団を中心に制定し、市を挙げていじめの根絶に取り組んでいるところであります。今回の件につきましては、学校や教育委員会だけの調査ではなく、国の「いじめ防止対策推進法」に基づくいじめ問題調査委員会で、第三者からの視点も含めて、事故の背景について徹底した調査をすべきと考えます。
 また、御遺族の皆様はもとより、残された友達や学校関係者の心にもさまざまな影響が考えられます。ショックや自責の念を強く感じている人も多いと推察されることから、残された人たちへの心のケアも大変重要であると考えます。これまでも学校においては、命の大切さについて指導をしてきたと思いますが、このような痛ましい出来事が二度と起こらないよう、命を大切にする教育に今後も一層力を入れていく必要があると考えます。
 そこでお尋ねします。

一般質問稲川先生似顔絵 (1)いじめ問題調査委員会の進捗状況について

いじめ問題調査委員会の進捗状況についてお伺いします。

(2)命を大切にする教育の推進について

今後、命を大切にする教育をどのように進めていくのかお考えをお聞かせください。

一般質問答弁用

◎茂呂修平教育長 御答弁申し上げます。

 (1)でございますが、未来のある中学生のかけがえのない尊い命が失われてしまった誠に痛ましい出来事につきましては、亡くなられました生徒の御冥福を心からお祈り申し上げますとともに、御両親をはじめ御家族の皆様に謹んで哀悼の意を表します。
 教育委員会といたしましては、国のいじめ防止対策推進法に基づいた重大事態と捉え、同法に基づき、専門的知見を持った第三者による「川口市いじめ問題調査委員会」を設置し、事実関係を明確にするための調査について諮問したところでございます。現在の進捗状況につきましては、教育委員会が実施した生徒や保護者、教員等の関係者からの聞き取りや、全校生徒に実施したアンケートなどを基に、大学教授、弁護士、臨床心理士、精神科医の4人からなる委員で2回の調査委員会を開催し、調査を進めているところでございます。
 今後は、明らかとなった事実関係を真摯に受けとめ、二度とこのような出来事が起こらないよう適切に対応して参ります。
 次に、(2)でございますが、教育委員会といたしましては、子どもたち一人ひとりの命を守り、事故を未然に防止するための、命の大切さを実感させる教育を一層充実させることが重要であると捉えております。生命を尊重する心の教育は、教育の根幹に関わるものであり、学校の教育活動全体を通して取り組むべき極めて重要な課題でございます。これまでも、道徳の時間を要として、生命の連続性や有限性などさまざまな視点から児童生徒の発達の段階に合わせた指導を積み重ねて参りました。また、本市では、独自に市内全校で健全な自尊心を育成する「ライフスキルかわぐち」を導入し、他の教育活動とも関連を図りながら、子どもたちの生命尊重についての自覚を深めているところでございます。これからは命を大切にする教育に加え、悩みを相談しやすい学校の体制づくりや、相談を受けて的確に対応することのできる教職員集団づくりを一層推進していかなければならないと考えております。
 今後も、保護者や地域との連携を図りながら、かけがえのない命の大切さを実感することができる教育の一層の充実を図って参ります。
 以上でございます。

1 夜間中学について

◆37番(稲川和成議員) 自由民主党川口市議会議員団幹事長、稲川和成です。
まず、初めに、傍聴席に足を運んでいただきました皆様、何かと御多用中にもかかわりませず私の傍聴に耳をお貸しいただき、大変ありがとうございます。また、インターネット中継を御覧の皆様、おはようございます。稲川です。皆様方の期待に応え、一生懸命、全身全霊を注いで質問して参ります。

大きな1 夜間中学についてであります。
平成28年12月7日に「義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会の確保等に関する法律」が成立しました。その第14条において、学齢期を経過した者であって、小中学校等における就学の機会が提供されなかった者の中に、就学機会の提供を希望する者が多く存在することを踏まえ、全ての地方公共団体に夜間中学における就学機会の提供等の措置を講ずることが義務付けられております。中学校夜間学級については、在籍1,849人のうち1,498人、実に全体の約8割が外国籍の生徒が占めている状況の中、外国人支援の観点からも、中学校夜間学級の役割は重要であると考えております。
本市では3万人を超える外国人が在住しており、その数は全国で3番目であります。中学校夜間学級における学習や生活を通して、外国人の方が日本の生活のルールやマナーなどを身につけ、市民の一員として活躍することは本市全体の活性化につながるものと確信しております。
また、本市の不登校や未就学者の状況から考えますと、市長の所信表明にもございましたが、中学校夜間学級における学び直しの機会は大変重要であると考えます。このような背景をもとに、今年3月に奥ノ木市長が、本市に県内初の中学校夜間学級の設置を表明されたことは、まさに大英断であったと考えているところでございます。
埼玉県教育委員会も、県内初の中学校夜間学級設置を表明した本市に対して前向きに支援を行なっていく旨の方針を打ち出し、現在、本市教育委員会との連携協議会を立ち上げ、設置に向けた課題及び今後の方針等の協議を進めていると伺っております。また、平成31年4月の開設を目途に、総合教育会議においても設置の方針や設置場所などについて具体的な検討がなされ、本格的な準備が始まったと聞いております。

一般質問稲川先生似顔絵 (1)夜間学級の設置場所と校舎の建設計画について

夜間学級の設置場所と校舎の建設計画についてお聞かせください。

(2)入学対象者と受入人数について

入学対象者と受け入れ人数については、どのようにお考えかお伺いします。

(3)県教育委員会との連携について

県教育委員会とどのように連携していかれるのかについてお答えください。

一般質問答弁用

◎奥ノ木信夫市長 おはようございます。  稲川和成議員の1番の(1)について御答弁申し上げます。
 夜間中学を設置する狙いは、さまざまな理由で十分な教育を受けられないまま学齢期を経過した方々や外国籍の方々などに対して、教育の機会の保障をすることであります。そのため夜間中学には、日中仕事をし、その後、通学してくる方々が多く入学を希望することが想定されるところであります。このことから、夜間中学の設置場所につきましては、そうした方々にとって通学しやすい場所を検討する必要があると考えております。
 そこで、第1候補として蕨駅から徒歩7分という立地条件にある旧芝園小学校に設置する考えであります。また、校舎の建設計画につきましては、国からの補助を受けて新校舎の建設を進める計画であります。規模につきましては、9月末までにニーズ調査を終え、その結果をもとに設計を進め、平成33年度中に竣工の計画であります。まずは新校舎が完成するまでの期間につきましては、平成30年3月に閉校となる県陽高校の一部を暫定校舎とし、夜間中学として開設する考えであります。早期の開設に向けて本計画が着実に進んでいくよう、担当課に指示したところであります。今後も、平成31年4月の開設を目指し、鋭意努力して参る所存であります。
 以上です。

◎井上清之学校教育部長 御答弁申し上げます。

 (2)でございますが、入学対象者につきましては、いわゆる「教育機会確保法」に基づき、「学齢期を過ぎた者」のうち、県内在住で、学び直しを考えている方、やむを得ない事情により中学校の学習内容を十分に習得できずに卒業した方、そして基本的に在留資格を持つ外国籍の方などを考えております。また、受け入れ人数につきましては、本市に229人の未就学者と3万人の外国人がいることを踏まえ、現段階では、1クラス40人の定員で各学年2クラスの240人程度を想定しております。具体的には、9月に実施するニーズ調査の結果をもとに、校舎の規模や受け入れ人数について決定していく考えでございます。
 次に、(3)でございますが、県との連携につきましては、県教育委員会において中学校夜間学級設置検討会議及びワーキンググループ会議が設置され、教育課程や入学要件、ニーズ調査、教職員配置など、川口市への具体的な支援について検討していただいているところでございます。また、県教育委員会の主催で12市による関係市町村連絡協議会が設置され、川口市と他市との協力体制を確立するための協議も実施されております。
 以上でございます。