5 天皇陛下御即位二十年奉祝運動について

一般質問稲川先生似顔絵

 本年5月19日、内閣官房長官から総務大臣へ、総務大臣から各都道府県知事、各政令指定都市市長に対して、天皇陛下御在位20年慶祝行事の周知徹底の通知が回された。それにより、11月12日、皇居前広場において天皇陛下御即位20年をお祝いする国民祭典が企画されているほか、47都道府県すべてにおいて奉祝式典が挙行企画された。埼玉県奉祝の集いは今月26日に埼玉会館大ホールにて実施される。
 そこで質問ですが、1点目として、県から市に対してどのような依頼が来ているのか、お話しください。
 2点目として、奉祝埼玉県委員会の顧問として市長が就任されておりますが、川口市としての市民の祝意の機運を高めるための取り組みはどのようなものかお尋ねいたします。

一般質問答弁用

◎中島陽二総務部長 御答弁申し上げます。

大きな5 天皇陛下御即位二十年奉祝運動についての1点目でございますが、埼玉県から本市に対しましては、内閣から天皇陛下御在位20年慶祝行事についてという題名の文書が6月3日に送付されたところでございます。内容につきましては、天皇陛下が本年1月7日に御在位満20年を迎えられたことから、11月12日に内閣が主催する記念式典が挙行されることをはじめ、各府省が行う慶祝行事の内容を周知するものとなってございます。
  続きまして、2点目でございますが、天皇陛下御在位20年慶祝行事につきましては、県を通じて送付された文書を各課に周知したところでございます。市といたしましては、既に政府で11月12日に記念式典を挙行することとなっており、また、県内で9月26日に天皇陛下御即位20年をお祝いする県民の集いがそれぞれ行われますことから、これらの動向を見守って参りたいと存じます。
  以上でございます。


◆12番(稲川和成議員) 御答弁ありがとうございました。
 それでは、要望を少々述べさせていただきたいと思います。
 まず、大きな1の(5)のウ 新設図書館をということで御質問をさせていただきました。教育総務部長のほうから芝地区ということでお話をいただいたわけなんですが、私の質問は外環の北、122号線の西側、そして県道川口上尾線の東側というのは、芝地区だけではなくて神根地区も入っているわけなんですね。ですから、今の教育総務部長の答弁ですと、芝という言葉が出てきたわけなんですが、神根という地域名が出ていなかった、この神根のほうも全体的に考えて、ぜひ計画を考えていただきたいなと要望をさせていただきます。
 そして大きな2の(2)のほうですね、市民生活部長のほうから御答弁をいただいたわけなんですが、現在ある公募提案型の助成金制度、5万円コースと30万円コースがあり、2回ずつ利用できる、そういう制度になっているかと思うんですが、すべてのボランティア団体の要望にそれだけですとどうしても答えられないのかな、答弁の中にもありましたが、新たな助成策も検討して参りたいと答弁いただいたわけでございますが、これひとつもう少し強く要望したいんですが、一日も早くそういう新しい助成政策を立案して、実施をしていただきたいなと要望をさせていただきます。
 そして大きな3、こちらは福祉部長のほうから全般にわたって御答弁をいただいたわけなんですが、3点目の子ども手当なんですが、今後、国の動向を注視という御答弁でした。ぜひ私は国のほうに要望というか出していただきたいんですが、実は給食費未納問題というのがここ数年問題になっているのかなと。我がまちにおいても、給食費未納世帯があると伺っております。
 私は、苦しいながらにもやりくりしてきっちり払っている、以前も議会の一般質問でも述べさせていただきましたが、そういうお母さんと娘さんの2人だけの母子家庭があるわけであって、真面目にこつこつ払っている世帯がばかを見ないように、できることであればその2万6,000円と未納分があったら、相殺とか、そちらから集金できるような、そういうふうなことを国のほうに申し述べていただきたいなと要望をしておきます。
 そして大きな5 天皇陛下御即位二十年奉祝運動について質問をさせていただきました。これは総務部長のほうから御答弁をいただいたわけなんですが、たしか私の記憶ですと、今月4日に文部科学省のほうから都道府県及び各市区町村の教育委員会に対して、内閣府で製作したDVD、天皇陛下御即位二十年というDVDだったかと思うんですが、そちらが配布されていると私は認識しております。ぜひそちらのDVD、各学校に視聴覚室等がございますでしょうから、一度、児童・生徒さんに対してDVDをぜひ校内で鑑賞会を開いていただきたいなと要望します。そして、そのDVD鑑賞会のできれば感想文等々、ただ見せるだけではなくて、その辺の何か答えをお子さんのほうから集めるような、そういうことを各学校の校長先生等に周知をしていただければなと、これも要望をしておきます。
 以上をもちまして、稲川和成、発言を終わります。皆さんどうもありがとうございました。

4 蕨市との協働事業を本格的に!蕨駅周辺の自転車対策について

本年3月、川口市役所内において、蕨駅東口にかかわりを持つ高橋、吉田、若谷、柳田の各議員と蕨市議5名、私を含め10名で、今後、定期的に協議を進めて自転車対策を考えようとの会を設けた。

一般質問稲川先生似顔絵

(1) 蕨駅東口第1自転車置場について

 先月4日、川口、蕨議員団で両市が持つすべての自転車置場を現地視察しました。その中で目にとまったのが第1置場です。平成19年6月議会で高橋議員が一度質問していますが、今回は川口、蕨の10名の議員代表質問です。この置場は丁張用水路の上に設置されていることから、両市側からそれぞれ置場の外側にくいを打ち、しっかりとした基礎を構築すれば、多層階にすることは技術的に可能です。
 平成19年時点では、蕨市側では市営駐輪場を増やす予定なしとの答弁でしたが、今月、蕨市議会において、比企議員が新設、増設を検討するよう質問しています。よって、蕨市側も考え方を見直すはずです。蕨市と協議研究して、一日も早く多層階の自転車置場の建設を求めます。見解をお聞かせください。

 (2) JR東日本との係わり方について

 ア 交渉経緯について

 過去において、JR側と蕨駅東口の自転車対策について何か協議をしたことがあればお話しください。航空会社や海運会社はそれぞれエアポート、フェリーターミナルなどに利用者用の駐車場、駐輪場を用意しているが、鉄道各社にはその心が全くない。市として、JRに対して駐輪場を設置するよう陳情をとりあえずしてください。
 イ 蕨保線技術センター事業用自動車の駐車場について
 第1置場の西端で線路際にあるJR所有地ですが、雑草が生い茂り、近所の人の話によると、何年も同じ状態になっているとのことです。この地を借りて駐輪場にすることはできないのでしょうか。

 (3) 仮称蕨駅東口放置自転車対策連絡協議会設立を

 平成12年12月の埼玉県議会で、奥ノ木現議長が蕨駅東口駅前の都市計画についてとの内容で質問されています。当時の住宅都市部長の答弁によると、「川口市、蕨市に対してまちづくりの機運が醸成されるよう働きかけて参りたい」と答えています。
 そこで1点目の質問ですが、平成13年以降、県からはどのような働きかけがあったのか。
 2点目として、両市の大問題だとの認識を10人の議員は心を1つにしています。御提案ですが、両市の部課長クラスも参加していただき、我々議員団とともに協議会を設置していただけないかお尋ねいたします。

一般質問答弁用

◎森田雅夫市民生活部長 御答弁申し上げます。

 大きな4の(1) 蕨駅東口第1自転車置場についてでございますが、当該自転車置場を多層階にすることは、蕨市との市境にあることから蕨市と協働で建築する必要がございます。また、道路幅員や用水路敷等立地条件上の制約があることなど課題が多いことから、蕨市と協議・研究して参りたいと存じます。
 次に、(2)のア 交渉経緯についてでございますが、JR東日本に対する自転車駐車場設置の陳情に関しましては、毎年、全国自転車問題自治体連絡協議会を通じて、国土交通大臣あて「鉄道事業者に対する鉄道駅への自転車駐車場付置義務化」を盛り込む自転車法改正の要望を行なっております。今後、議員御提案のJR東日本への要望活動につきましては、実施に向けて蕨市と協議して参ります。
 同じくイ 蕨保線技術センター事業用自動車の駐車場についてでございますが、当該用地につきましては、JR東日本大宮支社に確認しましたところ、保全点検及び事故発生時の緊急車両駐車場のため、自転車置場としての利用は困難であるとの回答がございましたので、御理解賜りたいと存じます。
 次に、(3)の2点目でございますが、蕨駅東口の放置自転車につきましては、放置防止指導員による駐輪場の案内誘導や放置防止の呼びかけ、さらには、本年7月に川口市民営自転車駐車場建設費補助制度を利用した民営駐車場が開設されたことにより、大幅に改善されているところであります。
 また、蕨市との協働事業といたしましては、これまでも蕨駅周辺放置自転車クリーンキャンペーンを毎年実施しているところであります。今後、さらに一体的に対策を実施していくために、議員御提案の協議会の設立につきましても、蕨市と協議・研究して参ります。
 以上でございます。

◎田村英之技監兼都市計画部長

 大きな4の(3) 仮称蕨駅東口放置自転車対策連絡協議会設立をの1点目ですが、平成12年の埼玉県議会において御審議がございました蕨駅東口まちづくりについての埼玉県からの文書による要請等につきましては確認されておりませんが、県議会における質疑や埼玉県の当該地域に対する課題意識等におきましては、本市においても認識しているところであり、関係部局と連携しながら対応して参りたいと存じます。
 以上でございます。

3 仕事と子育て両立支援を! 「お金のバラマキは子育て支援策なのか」について

一般質問稲川先生似顔絵

 先日、ある女性学のフォーラムに参加をして参りました。最近の女子学生は、「結婚して専業主婦になりたい」と「結婚なんてしたくない」の専業主婦志向とキャリア志向に二極化していると聞いた。女子学生たちは女性が働きにくい社会、子どもを産み育てにくい社会、男女の賃金格差、女性の社会参画を進めるクォータ制の導入などの意見では一致しているようだ。新政権では、中学生まで1人あたり月額2万6,000円の子ども手当を平成21年度から支給するとしているが、フォーラムではお金をばらまくだけでなく、子どもを産み育てやすい社会になるよう制度改善を進めてこそ子育て支援だとの声が多かった。
 本市では、保育所への入所希望者が年々増加していることから、民間保育園の新設、拡充も含め、鋭意、待機児童の解消に取り組まれているところです。すなわち母親の社会進出が盛んであり、多くの子どもたちが保育施設へ入れられている。そのこと自体を責めるつもりはありませんが、子どもは社会が育てるものという認識が強くなり、子育ての外注、アウトソーシングとも思われる現象を危惧する医者、学者が増えています。
 社会や地域に育児を任せ、子どもとかかわる時間が極めて少なくなり、本来の手づくり子育てが影をひそめてきました。子どもの側から見れば必ずしも歓迎すべきことではなく、温かい母親の胸に抱かれることもまれとなります。甘えたい、この感情が十分満たされないままに乳幼児期を過ごせば、精神発達の面で問題が生じると警告を発しています。
 そこで質問ですが、1点目として、アウトソーシング現象をどのように考えているのか。
 2点目として、企業内保育室への地域児童の受け入れに対する経費助成はどのようになっているのか。
 3点目として、新政権が掲げる子ども手当をどのように考えているのか、お尋ねいたします。

一般質問答弁用

◎神山隆福祉部長 お答えいたします。

大きな3 仕事と子育て両立支援を!「お金のバラマキは子育て支援策なのか」についての1点目でございますが、近年、経済的な事情や自己実現を図るためなどにより女性の社会進出が進み、子どもを保育施設に預ける家庭が増え続けている現状は、やむを得ないものと考えております。その結果として、アウトソーシング現象を助長する一方で、乳幼児期の精神発達面などの影響についての指摘もあります。こうしたことから、本市では親子で触れ合いはぐくまれるおやこの遊びひろば事業などの子育て支援策の充実に努めているところでございます。
同じく2点目でございますが、企業内保育施設への運営費補助につきましては、市単独補助として保育室からの申請により、施設割として1施設あたり年額3万円、児童割として児童1人あたり月額800円を予算の範囲内で補助しているところでございます。今後とも企業内保育施設の促進が図られるよう、運営費補助制度について見直しを含め、検討をして参りたいと存じます。
同じく3点目でございますが、子ども手当につきましては、国の政権交代に伴い、子どもの育ちを社会全体で応援し、子育ての経済的負担の軽減を目的に支給が予想されるところであります。本手当は全国一律に実施が予定されている制度でありますことから、今後の国の動向を注視して参りたいと存じますが、現行の児童手当と同様、子育て支援の一助となるものと考えております。
以上でございます。

2 輝かしい未来の為に~日本一のボランティアの街を目指して

 市長は、たしか私の記憶では2期目の市長選にあたって、日本一のボランティアの街を目指すと初めて宣言しました。今回の市長選でも、マニフェストに日本一のボランティアの街を掲げ、さまざまなボランティア団体が生まれるなど、これまでの成果を強調し、さらに積極的に取り組む姿勢を示しました。多くの市民が自分のことばかりではなく、人や地域のことに関心を持ち、この関心から行動を起こしたら、とても暮らしやすい温かなまちになると思います。ボランティア活動はその大きな原動力になるのではないでしょうか。市長が提唱する日本一のボランティアの街を大いに支持し、一層の推進に期待する立場から質問をいたします。

一般質問稲川先生似顔絵

(1) 青少年にボランティア活動を

 私は先ほど道徳教育で申し上げたように、次代を担う子どもたちに感謝や奉仕する心を育てることが重要であり、ボランティア活動は子どもたちの人格形成に大きな効果があると言われております。また、日本一のボランティアの街を実現するためには、小学生、中学生、高校生などの青少年のボランティア活動を活発にする必要があります。
 そこで質問ですが、川口市ではどのような取り組みをしているのか、今後の課題は何かお尋ねいたします。

 (2) 市民活動団体への助成について

 個人レベルではなく、地域や社会への貢献を、多くの志を同じくしたもの同士で行うためには、ある程度の経費がかかります。そうした活動をさらにステップアップさせるためにも、活動への助成が必要と考えます。
 ア 市民活動助成事業の実施状況について
 この助成事業は、ボランティア人づくり基金を原資に、平成16年度から市民団体が行う地域や社会への貢献活動に対して助成する制度であるとお聞きしていますが、この事業の実施状況をお聞かせください。
 イ 1%条例について
 千葉県市川市では、平成17年度から市民が自分の個人市民税の1%を希望する市民団体に助成する、いわゆる1%条例を実施しております。納税に対する意欲を高めるとともに、市民活動団体を支援し、促進していくことを目的にしており、全国的にも大変注目されている制度と認識しています。
 日本一のボランティアの街を目指す本市でも、広くボランティア活動への市民の関心を高めるとともに、活動団体の増加と活動の促進のため、1%条例を本市で導入できないかお伺いします。

 (3) かわぐち市民討議会2009より

 本年、社団法人川口青年会議所、以下、通称のJCとします。が2月15日、中央ふれあい館で県内初の試みとして開催しました。地方分権が進む中、計画や条例制定に市民も一緒に参加するようになった。しかし、参加する市民は、関係者や極めて強い関心を持つ一部の人が参加しているのが現状です。疑問に感じた川口JCは、普通の生活者である、会社員、家事手伝い、学生、子ども、孫を育て趣味にいそしむ人の声こそが市民の声、社会の声として行政に生かすべきと主張しています。川口JCは、市の協力の得て無作為抽出による1,000人の方に参加依頼書を郵送、申し込みのあった51名を川口JC内で協議し、当日27名の参加で市民討議会をメインテーマ「より良い市民と行政の関係について考えよう」で開催された。川口JC社会システム変革実践室市民政策実践委員会は大きな成果が得られたと報告しております。
 そこで質問ですが、この市民討議会を市としてどう評価するのか。
 2点目として、今後、こうした市民討議会を市の制度として導入する考えはないのか、お尋ねいたします。

一般質問答弁用

◎岡村幸四郎市長 稲川和成議員の御質問に順次御答弁を申し上げます。

 初めに、大きな2の(1) 青少年にボランティア活動をについてでありますが、本市は平成13年のボランティア国際年を機に、「日本一のボランティアの街」を目指すことを宣言いたしました。この実現のためには、特に青少年の参加が必要であると考えております。
 このため、平成16年度から社会福祉協議会と一体となって、小学生から大学生までを対象としたボランティア体験プログラムや青少年ボランティア大会、さらに活動の励みと評価を目的としたボランティアポイント制度など総合的な青少年ボランティア育成事業に取り組んでいるところであります。
 今後の課題といたしましては、青少年がだれでも参加しやすいさまざまな種類の活動メニューを増やし、参加者の輪を広げていくことであると考えております。このため、ボランティア活動のネットワークづくりのための高校生ボランティア広場を開催するとともに、今後、体験プログラムの中に町会行事等の地域活動を加えるなど、幅広いプログラムを検討して参りたいと考えております。
 次に、(3) かわぐち市民討議会2009より、この市民討議会を市はどう評価するかということでありますが、一般的に市民討議会とは、無作為抽出により選出された市民が、行政のさまざまな課題に対し討議を行う場であり、私は地方分権が進む中にあって、魅力あるまちづくりを進めていく上で、だれもがまちづくりに参加できる機会が得られる貴重な手法として認識をしております。
 本市は、これまでも各種審議会への公募委員の採用やまちかど懇談会を実施するなど、市民参加によるまちづくりに努めて参りました。このたび川口青年会議所が県内初の試みとして実施いたしましたこの市民討議会は、これまで行政に声を届ける機会が少なかった市民の方々から、その生の声を伺うシステムとして、市民参加における新たな手法であると評価をしているところであります。
 以上であります。

◎森田雅夫市民生活部長 御答弁申し上げます。

 大きな2の(2)のア 市民活動助成事業の実施状況についてでございますが、この事業は、市民活動団体の社会貢献活動を支援することを目的とした公募・提案型の助成金交付制度であります。これまでの実績といたしましては、平成16年度から昨年度までの5年間で計40件、933万6,781円の交付を行なっております。本年度につきましても、12件、217万340円の交付を行う予定になっております。
 同じくイの1%条例についてでございますが、本市におきましては、市民活動助成事業を実施しているほか、昨年度から納税者が納付先と使い道を指定できるふるさと納税制度が実施されたことから、現在のところ考えておりません。しかしながら、現在の市民活動助成事業につきましては、活動団体の増加や活動内容が多様化していることから、今後、助成額の増額や協働提案などの新たな助成策を検討して参りたいと考えております。

◎西川亨企画財政部長 御答弁申し上げます。

 大きな2の(3)の2点目、今後、市民討議会を市の制度として導入する考えがあるかでございますが、本年4月に施行されました自治基本条例に基づきまして、今後、新たな市民参加の手法について検討していく中で、市民討議会の制度についてどういった場面で活用することができるかといったことも含めまして、今後検討して参りたいと考えております。
 以上でございます。

1 古の魂「日本文化と伝統」を大切にする教育を!

◆12番(稲川和成議員) 皆さん、こんにちは。議席番号12番、自民党会派の稲川和成です。
 先週木曜日、10日午後3時25分ごろ、新聞報道のとおり、私の母校であり、私の子どもが学んでいる川口市立芝南小学校において大変悲しい事件がありました。男子児童の御冥福を心よりお祈り申し上げるとともに、御家族、御遺族には心底よりお悔やみを申し上げる次第でございます。
 あの事件の夜から私のところに、事故に遭った学級の男子の父母等からいろいろな情報が寄せられました。私の頭の中には何でああいう事件が起きたのか、私なりに大体描いているところではございますが、新聞報道のコメントを出された教育局、現在、川口の警察で捜査をしているのでということと、そして内部調査もあわせて進めるというコメントを出されました。二度とこういう悲しい事件が起きないよう、小学生の父親の立場として、そして川口市議会の経済文教常任委員長の立場としても、教育長を先頭にこの件について取り組んでいただければなと思います。
 そのような中、あるお母さんからお手紙をいただきましたので、朗読をさせていただきます。
 朝、「行ってらっしゃい」と学校に送り出した我が子が帰ってきたとき、遺体となって帰ってくる。そんな想像もつかないことが現実に起きてしまいました。今の学校の現状をもう一度考え直してください。二度とこのような事故が起きないよう、事故防止に全力を注ぐという意味をはっきりと示してください。選んで入学した小学校に我が子の命を預けている親の気持ちを再度認識していただき、大事な命をお預かりしておりますという学校教育であってください。
 以上です。
 私の政治スローガン「未来の宝、子どもたちのために」、英知と勇気と情熱を持って明るい豊かな社会を築くため、通告に従い順次質問をいたします。

一般質問稲川先生似顔絵

 (1) 国旗国歌指導について

 私たちの国「日本」という国の名前は、遣隋使の国書のころから使われたと考えられます。聖徳太子の言葉として有名な「日出ずる処の天子、書を日没する処の天子に致す、つつがなきや」に日本のことを「日出ずる処」と表現されています。それがやがて「日の本の国」「日本」と呼ばれるようになった説が有力です。
 日本の国旗、日の丸の中央にある赤い丸は、昇る太陽、朝日をあらわします。古来、稲作を中心に生活をしてきた私たちの祖先は、太陽の恵みに感謝し、それを信仰の対象ともしていたのです。また、丸は円満を意味し、赤は真心や明るさ、情熱、勢いを表現したものです。そして白地は純潔や潔白を意味し、昔から清潔を尊ぶ日本人の性質、「清明心」、清き明き直き心にぴたりと一致します。日本の国柄と日本人の心を象徴する日の丸は、日本にとって最もふさわしくすばらしい国旗です。世界の国旗の中でも、日の丸のシンプルな美しさは高い評価を受けているのです。すばらしい日本の旗日の丸、私たちは日本人としてその意味をしっかりと受けとめ、未来の宝、子どもたちに語り継ぐ使命があるのです。
 平成17年12月議会で発言した国歌「君が代」は、天皇陛下を日本国と日本国民の統合の象徴と頂く我が国がさざれ石、小石が寄り集まって巌、大きな岩となり、それに苔がはえるまで末永く栄え、平和でありますようにという意味です。天皇の御長寿を祈り、同時に国と国民の繁栄を祈った実にすばらしい国歌です。

 質問ア 「国旗切り民主党旗へ」事件について
 8月8日、鹿児島県霧島市の集会で発生し、多くのマスコミが取り上げた事件について当局の考え方をお聞きします。
 1点目として、国旗を切り刻む行為、そして上下につなぎ合わせ、ロゴマークを作成したことをどのように感じているのか。
 2点目として、市内の小中学生に対しての国旗指導についてお聞かせください。

 質問イ 日の丸 君が代 訴訟問題より
 神奈川県立学校の教職員135人が、入学式や卒業式で日の丸に向かって起立し、君が代を斉唱する義務がないことの確認を県に求めた訴訟の判決が、7月16日横浜地裁で言い渡された。「県教育委員会の起立、斉唱命令は思想・良心の自由を侵害せず、教職員は起立、斉唱の義務を負う」として原告の訴えを全面的に退けたのです。当然の判決ですが、ほっとしました。
 市内卒業式において、以前ピアノ伴奏担当の教員が欠席して、カセットテープで行なったという話を聞きました。市内小中高等学校での入学式、卒業式において起立斉唱のチェックはどのようにされているのか、お話ください。

 質問ウ 国旗市旗侮辱条例の制定について
 海外では、国旗への侮辱行為に刑事罰を科す国が多くあります。例えばフランスでは公衆の面前で国旗に侮辱行為をした場合、約100万円、7,500ユーロの罰金刑を定めています。ドイツ、イタリア、米国、中国なども、国旗への冒涜や侮辱、損壊などに処罰規定を設けています。自国の国旗を侮辱しても何ら処罰されない我が国において、外国の国旗を侮辱すると2年以下の懲役になることを皆さん知っていましたか。愛国心豊かな日本人よ、拉致や領土不法占拠を行う国の旗には気をつけなくてはいけない。
 敗戦後、占領軍が国旗侮辱を禁ずる法律を廃止したのです。同時に、我が国の国旗を守ろうという法律制定を怠ってきた、我が自民党の不作為の責任でもある。歴史と伝統を重んじる観点より、国旗市旗侮辱条例の制定に踏み切るべきと思いますが、当局のお考えをお聞かせください。

 (2) 新政権下での教育行政の影響について

 本年1月の日教組新春のつどいにて、鳩山代表は「選挙の支援に感謝する。日教組とともにこの国を担う覚悟だ」と語った。また、元山梨県教組委員長で民主党参議院議員会会長である輿石 東さんは、「私も日教組とともに戦っていく。永遠に日教組の組合員であるという自負を持っている」と発言しています。日教組は教師を労働者であると規定し、労働者の権利を主張するとともに、教師にこそ教育の自由があると主張しています。教育課程の編成権や教科書を含む教材の決定権、そして授業運営の自由など、教師にこそ教育権があるとして「教育の自由の侵害を許さない」と叫び続けているのです。教育の内容には政府も教育委員会も関与する権限はなく、どのような教育を行うか、決めるのはすべて教師にあるという驚くべき主張をする集団です。ほかにこの日教組から飛び出した超集団、全教もある。
 そこで私は独自調査を実施し、市内小中学校における組合員数などを調べたところ、約1割程度、200名余りの組合員数になるのではと推定しています。

 質問ア 日教組・全教の活動について
 平成21年度の全教職員数、小中学校で約2,000名と伺っております。
 今回の総選挙の結果、組合のこうした偏向教育が現実の教育政策となってしまうのではないかと危惧しますが、当局ではどのようにお考えか、お聞かせください。

 質問イ 全国学力・学習状況調査について
 新政権は、平成23年度から一部の学校に絞る抽出方式へ大幅縮小する方針と聞く。理由は税金の無駄遣いを精査した際、全国一斉方式の学力テストではなく、抽出調査で十分、毎年実施する必要はない。点数至上主義につながり、子どもの学力向上に役立たないなどの指摘で見直しを決めたらしいが、私は今後も全国学力テストを継続したほうがよいと考えています。平成19年に43年ぶりに実施し、3年目を迎えた本年、当局は全国学力テストをどのようにお考えか、お聞かせください。

 (3) 近現代史教育について
 本年2月17日、火曜日、午前8時30分、ヒラリー・クリントン、アメリカ合衆国国務長官が、我が国の近代国家建設に尊い御一生をお捧げになられた明治天皇と、教育や福祉の充実に御仁慈を注がれた昭憲皇太后が御祭神の明治神宮に表敬参拝されました。長官として初来日で初の訪問先が明治神宮に対して、報道陣からのなぜの問いに、「日本の伝統と文化に敬意をあらわすため」と答えられたのです。
日の丸を割き党旗にしてしまう人々よりも日本人らしい考え方をしているなと思っております。

 質問ア 校外学習の実施を
 昨年9月の一般質問で靖国神社遊就館の見学を要求したところ、答弁は「教育委員会としては、各学校の判断を尊重する」とのこと。また、再質問の答弁は「歴史教育で最も足りないところは、近現代史である」とも答えておりました。ならば、各学校に対して、近現代史世界平和学習の選択肢の手法の1つとして明治神宮、靖国神社、東郷神社などを校外学習実施先の候補地として紹介して、近現代史教育の充実を求めます。お考えをお聞かせください。

 質問イ 樺太真岡に眠る九人の乙女からの伝言
 先々月私が視察団長を務め、我が党の同期有志にて稚内市、利尻町、利尻富士町で享受したその中の1つ、稚内市メモリアル事業、昭和20年8月、ソ連は日ソ中立条約を一方的に破棄して樺太に攻め入り、わずか2週間で住民、兵士ら約4,300人を惨殺した。真岡の郵便局で電話交換手を務めていた乙女9人は、戦況や避難情報を伝え続けて職場を守り通した。8月20日、ソ連軍の姿を目の当たりにして、「みなさん、これが最後です。さようなら、さようなら」と言い残し、青酸カリをあおったのです。あえて申しますが、軍の自決命令など断じてなかったことは、彼女たちの上司、真岡郵便局長の上田豊三氏や泊居郵便局長所 弘俊氏の証言が残っている。サブリーダー格であった可香谷シゲさんの弟、可香谷優公さんは、昨年次のとおりコメントされました。「殉職ということですが、若くして亡くなった姉は、片道だけのガソリンを積んで、愛するものたちに別れを告げて飛び立った特攻隊と同じですよ。だって、おっかなかったら逃げ出していたでしょう。自分たちの覚悟で交換台に最後まで残ることを決め、あとは覚悟の自決を選んだのでしょう。」稚内公園にある9人の乙女の像と氷雪の門で視察団一同は鎮魂の祈りを捧げたのでした。
 そこで質問ですが、24歳から17歳までの9人の乙女の崇高な使命感で業務を継続し、日本人の誇り、そして純潔を死を賭して守り抜いた生きざまこそ後世に語り継いでいかねばならないと思います。中学校卒業記念映画鑑賞会を企画して、映画「氷雪の門」をリリアメインホールにて上映してはいかがか。
 29年前、川口市立芝中学校33期生は、たしか大宮市内の映画館で主演さだまさしさんの作品「翔べイカロスの翼」を鑑賞した記憶があります。当時、芝中3年生の私は独学で歴史を研究し、いつの日か必ず9人の乙女の像と氷雪の門に行き冥福をお祈りしようと誓った。

 (4) 道徳教育について
 教育振興基本計画は、道徳教育を充実させるため、「学習指導要領の趣旨を踏まえた適切な教材が教科書に準じたものとして十分に活用されるよう、国庫補助制度等の有効な方策を検討する」と明記されています。文部科学省は平成21年度予算に8億円を計上し、道徳教材作成、購入への財政支援を行うとしています。埼玉県教育委員会との連携はどのようになっているのかお聞かせください。
 道徳教育を通じて感謝や奉仕する心を育てることも大事であると考えるが、いかがか。

 (5) 川口市立図書館について
 平成18年7月に川口駅東口に中央図書館が開設され、本市図書館の利用は飛躍的に伸び、平成20年度の統計によりますと、図書館全体で入館者前年比3.1パーセントアップの約208万人、貸し出し数4.9パーセントアップの約312万点に達しています。しかし、横曽根、新郷の両図書館は、入館者数、貸し出し数ともに伸び悩んでいます。

 質問ア 既設図書館の見直しについて
 幼いころから読書を習慣づけることは、子どもの豊かな感性と想像力を高める上で極めて重要であると考えます。5月の市長選挙のマニフェストに、既設図書館の見直しが掲げられていました。さきに申し上げたように、全体ではアップしていますが、場所によってはダウンしています。どのような見直しを考えているのか、図書館サービスのさらなる充実、市民の知的欲求にこたえる施策をお話ください。

 質問イ 芝北文庫について
 平成元年11月に、芝北公民館の協力を得て同公民館の図書室39平方メートルを借用し、児童図書室として開設されました。開設前は移動図書館が芝北公民館に巡回していましたが、当時の移動図書館のサービスポイントで最も利用が多かったことから、同地域の図書館サービスの拡大を目的として開設となりました。当初から週3日、火、金、土曜日、14時から16時30分までの開館時間としていましたが、本年度より開館時間が10時から17時までとなり、来館者数、貸し出し数とも大幅に増加しました。
 (ア) 閲覧室について
 ある利用者数十人から、先月14日、相談陳情を受けました。芝北文庫の東隣は公民館の中庭になっております。四方を外壁で囲まれ、透明のビニール板で天井をつくっているため、1つの部屋のような感じです。その部屋で地元在家小や柳崎小の子どもたちが資料の閲覧、自習をしているわきで、大人がたばこを吸いながら雑談しているのです。余りの理不尽、対応してほしいとのことです。早速館長に相談したところ、来月10月より全面禁煙にしますと迅速対応に感謝いたします。
  しかし、それだけでは不十分です。昨年6月定例会の市長所信9点目で、「子どもたちがよい本に出会い、いつでも本に親しめることができるような環境づくりを積極的に進めて参りたいと存じます」と申しておりましたが、芝北文庫に限っては最悪に近い環境です。子どもがゆっくり読書、自習ができる環境づくりをしていただきたいのです。閲覧室等、芝北文庫の施設充実を早期に進めていただきたいが、どのようなお考えかお聞かせください。
 (イ) サービスの拡充について
 利用者からはとても便利になったとの声も聞かれますが、時間帯によっては室内がまるで通勤電車のようになってしまうこともあるようです。
 そこで質問ですが、1点目として、毎日開館、月曜日除くをしてほしいのですが、いかがか。
 2点目として、資料・蔵書がもう少しあればの声も多数あります。公民館内を使い、増やすことができないでしょうか。

 質問ウ 新設図書館を
 外環道の北、国道122号線の西側、県道川口上尾線の東側に図書館や芝園分室のような施設の建築計画を考えていただきたいが、いかがか。

 (6) 市立小中学校在籍者数の推移より
 私の調査によると、本年、平成21年度に川口市立小中学校以外へ入学した子どもの人数は、小学校で約80名、中学校で約500名程度だったようです。
 まず、1点目、お尋ねいたしますが、当局でも毎年調査をしているかと思いますが、全国平均、川口市と同規模と比較して今年の数値はどうなのか。
 2点目として、市内の学校を選択しなかった主な理由は何か。
 3点目として、ある市民の方からですが、「組合の先生が多いんだって、心配だから私立校へ入学させるんだ」という考えを持っている市民がいます。新入学を前にした市内小中学校の父母に対しての説明会などはどうなっているのでしょうか。

 (7) 川口市立高等学校在り方審議会条例について
 平成17年12月議会で、故千葉正明議員と協力して、何とか統合させ、地元の優秀な中学生が市外、県外に流れるのをとめようではないかとの基本理念を持って、質問を重ねたかいがあったなと思っております。心より感謝申し上げます。
 質問ですが、第4条の委員についてであります。昨年の私の質問に対しての答弁で、「再編統合の方針が定まってからおおむね10年程度かかる」と答えられました。慎重に検討を進めなくてはならないと理解はしていますが、時間がかかり過ぎとも強く思っています。委員会が公平に迅速に進められるように、3高等学校の関係者や卒業生は委員から外すべきと考えていますがいかがか。

 (8) 教科書採択について
 平成17年12月議会で質問をさせていただきました後、御承知のとおり、平成18年12月の新しい教育基本法の制定を受けて、まず、平成19年6月に教育3法の改正、平成20年3月には学習指導要領の改正、そして本年3月に教科書検定基準が改正されました。よって、埼玉県教育委員会は、教科書検定基準に則した採決基準を設ける必要があると認識しています。
 そこで質問ですが、本市の川口市立小中学校使用教科用図書の採択に関する規則の改正のお考えはないのでしょうか。

一般質問答弁用

◎神山則幸教育長

 大きな1の(2)のアについてでございますが、21世紀の未来を担う子どもたちを育成するために、義務教育は9年間を通じ学習指導要領に基づき、一貫した方針のもとで安定的、継続的に行われております。教育基本法第14条では、「法律に定める学校は、特定の政党を支持し、又はこれに反対するための政治教育その他政治的活動をしてはならない」と定めております。したがいまして、今回新たな政権となりましても、教育の中立性は確保されるものであります。今後とも教育基本法に基づく教育の機会均等、教育水準の維持・向上に務め、知・徳・体のバランスのとれた児童・生徒の育成に努めて参ります。
 同じくイでございますが、全国学力・学習状況調査の目的は、児童・生徒の学力向上と、その結果における教育指導や学習状況の改善に努めることであります。3年目となる今年度は、教育委員会や各学校で3年間の推移も含めた傾向を分析し、課題を明らかにして学習指導の一層の改善に努めて参りたいと考えております。
 本市教育委員会といたしましては、今後も継続して実施することにより、児童・生徒の学力の把握や指導内容の改善に努めて参りたいと考えておりますが、国の動向等を十分に見きわめた上で、市としての対応を検討して参りたいと存じます。
 以上でございます。

◎坂本大典学校教育部長

 同じく(1)のアの1点目、ロゴマークについてでございますが、学習指導要領に示されているように、伝統と文化を尊重し、我が国と郷土を愛する日本人を育成することは、極めて重要なことであります。国旗を切り、張り付けロゴマークにかえたということであるとすれば、不適切な行為であり、まことに遺憾であると存じます。
 同じく2点目、国旗指導についてでありますが、日本人としての自覚を養い、国を愛する心を育てることは重要であります。教育委員会といたしましては、国旗に対する正しい認識を持たせ、それらを尊重する態度をはぐくむよう、今後も引き続き各学校に指導して参ります。
 同じくイでございますが、入学式や卒業式は厳粛かつ清新な雰囲気の中で、新しい生活への動機付けを行う場でもあります。また、学校、社会、国家など、集団への帰属意識を深めるよい機会であります。市内小中高等学校の入学式、卒業式における起立、国歌斉唱につきましては、学習指導要領に基づき、各学校長が適切に指導していると認識しております。
 なお、本市では、国旗掲揚、国歌斉唱は100パーセント実施しております。
 おなじく(3)のア 校外学習の実施をについてですが、我が国の近現代史は、我々の先達の労苦を理解する上で、重要な歴史学習であると考えます。新しい学習指導要領においても、近現代史を一層重視することが改善するべき事項として明記されました。また、文部科学省からも、学校における授業の一環として、児童・生徒が神社や資料館等を訪問してもよいとの見解が示されております。校外学習の訪問先につきましては、各学校がそれぞれの教育目標や計画に従って設定しております。
 同じくイ 樺太真岡に眠る九人の乙女からの伝言についてでございますが、私たちの現在の平和な生活は、多くの先達の尊い犠牲の上に成り立っております。学校教育においても、社会に尽くした先人に感謝の念を深め、我が国や郷土の発展に努めるような児童・生徒の育成を目指すことが重要であります。
そのためにも、道徳教育や近現代史の学習の充実を図り、日本人としての誇りを持てる国民の育成が必要と考えております。
 リリアメインホールで市内の中学生を一堂に会して上映会を開催することは難しいものと考えておりますが、「氷雪の門」の内容について紹介できればと考えております。
 同じく(4)の1点目、資料作成にかかわる埼玉県教育委員会との連携についてでございますが、道徳の時間に使用する教材は、児童・生徒が道徳的価値の自覚を深めていくための手がかりとして、また、互いに学び合う共通の素材として重要な役割を持っています。埼玉県教育委員会は、これまで県独自で道徳教材を作成しておりますことから、このたびの文部科学省の財政支援は受けていないということであります。本市といたしましては、埼玉県独自のこの資料を各学校で年間指導計画に位置付け、積極的に活用し、道徳教育の充実を図っております。
 なお、昨年度の冊子には、川口の偉人である鋳物師、鈴木文吾さんを取り上げた資料が掲載されております。
 同じく2点目、感謝や奉仕の心を育てることについてでございますが、議員御指摘のとおり、感謝や奉仕の心を育てることは、人と人との絆を深め、お互いによりよい人間関係を築く上で大切なことであり、学習指導要領においても、各学年で指導すべき内容として規定されております。
 道徳教育については、道徳の時間に意図的、計画的に指導することはもちろんのこと、学校での教育活動全体を通して指導していく必要があります。市教育委員会といたしましては、今後、子どもたちに感謝や奉仕の心を育てることを重点として指導し、家庭や地域との連携を図って、さらに道徳教育の充実を図って参ります。
 同じく(6)の1点目、国私立小中学校へ入学した子どもの数値についてでございますが、議員御指摘のとおり、平成21年度川口市立小中学校以外の国私立小中学校へ入学した児童数は、小学校84名、中学校500名であります。住民登録上の新入学者数に対する国私立小中学校入学者の割合は、小学校約1.8パーセント、中学校約11パーセントとなっております。
 平成21年度の学校基本調査から全国の国私立小中学校への入学者数の割合を見ますと、小学校が約1.8パーセント、中学校が約8.2パーセントとなっており、川口市の数値と比較すると、中学校において川口市のほうが約2.8ポイント割合が高くなっているところでございます。
 同じく2点目、市内の学校を選択しなかった主な理由についてでございますが、川口市立小中学校へ入学いただいた小学校第1学年保護者、中学校第1学年保護者並びに生徒に対しましては、毎年7月に学校選択制度にかかわるアンケート調査を実施し、学校選択の理由等を調査しております。
 しかしながら、川口市立小中学校以外の私立、国公立等の小中学校へ入学された保護者並びに児童・生徒に対しましては調査を実施していないことから、教育委員会として市内の学校を選択しなかった理由につきましては、把握しておりません。
今後それらの調査を実施し、教育行政資料の参考として参りたいと存じます。
 同じく3点目、新入学を前にした学校説明会についてでありますが、川口市立小中学校へ入学予定の保護者に対しましては、12月から2月の間に各学校ごとに入学説明会を開催し、学校経営方針や学校の特色等について説明し、各学校の教育方針を保護者に伝えております。
 また、教育委員会といたしましても、毎年各学校の教育方針とともに、授業公開日や体育祭などの日程を教育委員会ホームページ上にて公開し、市民の皆様に周知いたしますとともに、学校紹介冊子を新入学児童・生徒、保護者へ配布するなど、各学校の情報発信を行うことにより、保護者や地域の方々に各学校の教育の方針や特色などを明示しております。今後も川口市立小中学校を市民の皆様に深く理解していただけるよう努めて参ります。
 同じく(7) 川口市立高等学校在り方審議会条例についてでございますが、川口市立高等学校在り方審議会は、目指すべき学校像や再編統合などを含め、市立3高等学校の今後のあり方について、各界各層から幅広く意見を聞く目的から設置するものでございます。このことから、委員の選出につきましては、知識経験者として市議会議員の皆さんや産業界の代表、学識経験者として大学教授、学校教育関係者として市立高等学校長や中学校長の代表、さらには公募による市民の代表者にもお願いし、適切な人材を選んで参りたいと存じます。
 同じく(8) 教科書採択についてでありますが、教科書の採択については、各学校からの報告書、保護者代表の意見並びに教科書専門委員の意見等を勘案し、教育委員会が最終的に選定して採択を行なっております。教育委員会が各専門委員会、選定委員会の意見を経ずに採択をすることは、法令上難しいものであります。今後とも教科書の採択は、本市の児童・生徒にふさわしい教科書を、公正かつ厳正に採択するよう進めて参る所存であります。
 以上であります。

◎中島陽二総務部長 御答弁申し上げます。

 大きな1の(1)のウ 国旗市旗侮辱条例の制定についてでございますが、国旗市旗を侮辱するような行為をしてはいけないということを定める条例の制定につきましては、国旗に対する国の法制化の動向を注視して参りますので、御理解を賜りたいと存じます。