5 選挙における公平・公正な投票箱の送致について

それでは、大きな5の質問に移ります。

一般質問稲川先生似顔絵  現在、市内には10社のタクシー会社があって、近隣の蕨市、戸田市のタクシー会社と一緒に14社で武南タクシー協議会を組織しています。仄聞するところ、現在は1社のタクシー会社が全ての投票箱を開票所へ送致しているようですが、協同組合等が業者登録申請を行えば入札等実施していただけるのでしょうか。5の1回目の質問終わります。
一般質問答弁用

◎高柳昭彦選挙管理委員会事務局長 御答弁申し上げます。

 投票終了後に投票箱を開票所へ迅速・安全に送致するために、タクシーの借り上げを行なっております。契約につきましては、現在市の入札等参加資格業者に登録を行なっている業者が1社のため、随意契約としております。今後も市に登録を行なっている業者の中から、業務遂行できる能力等を有しているか等の諸条件を慎重に検討しながら、公正な契約の執行に努めて参ります。
 以上でございます。

◆19番(稲川和成議員) 登録が1社だけだったということで、よく理解いたしました。
 そうしますと、今質問の中でも言いましたけれども、10社あって、近隣の蕨、戸田とで組合をつくっているということでございますので、もし申請があった場合は、公平で公正な入札等実施していただければなと思います。
 以上をもちまして、稲川和成の平成25年9月定例会におきましてすべての質問を終わります。
どうも御答弁ありがとうございました。

4 赤山城跡保存整備事業について

 それでは、大きな4の質問に入っていきます。
 大きな4 赤山城跡保存整備事業について
 関東郡代伊奈氏の功績については、皆様も存じていると思いますが、伊奈氏は三河以来の徳川家康の直参で、家康の関東入府にあたり、その卓越した土木建築の才能を見込まれ、伊奈流による利根川・荒川の河川改修、見沼等の新田開発、街道整備、千住大橋等の土木工事のほか、富士山大噴火や天明の飢饉の際に貧民救済にあたるなど、江戸時代12代、約200年にわたり関東郡代を世襲した旗本です。
 昭和56年に首都高、昭和57年に外環道が陣屋の南側と北側を東西に横断する形で建設されることになり、発掘調査が実施されたことを発端に、現在まで4回の考古学的調査が実施され、その成果として伊奈氏の卓越した土木技術の一端をうかがい知ることができると報告されています。
 このような歴史的遺産を活用して、本市を全国にアピールすることのできる歴史のまちづくりを行なっていくことが、今後の本市の新たな顔として重要なのではないかと考えます。
 現在、赤山城跡保存整備事業地域に隣接し、本市の3大プロジェクト、平成15年9月定例会にて私が提案した(仮称)赤山歴史自然公園の整備も本年2月に基本設計が発表され、本年度実施設計が進んでいると伺います。近い将来、(仮称)赤山歴史自然公園には市内外から多くの方々が訪れることになると思うが、その多くの方々にぜひとも関東郡代伊奈氏を知っていただき、本市赤山の歴史認識を高めていただき、本市のもう一つの顔として歴史のまちづくりを行なってください。
 そのためには、(仮称)赤山歴史自然公園の完成と同時に赤山陣屋の復元などを行うことができれば、まさに本市の歴史的パークエリアとなり、地域の振興や都市農業の活性化、さらには歴史観光都市として本市の経済効果にも影響が及ぶはずです。
 そこで質問ですが、

一般質問稲川先生似顔絵

(1)として、名称を“赤山陣屋”について

 まず名称の統一を求めます。赤山城跡では何も知識がない県内外から来る方々は、天守閣があり、石垣のある城をイメージしてしまいます。赤山陣屋保存整備事業とすべきです。来年度予算書からさっそく直していただきたいと質問します。

 (2)として、進捗率について

 現在実施している赤山城跡保存整備事業の進捗率はどのような数字ですか。

 (3)として、整備計画について

 今後の整備計画についてどのように進めていくのか伺います。

 (4)として、(仮称)川口市郷土総合博物館について

 (仮称)川口市郷土総合博物館の建設を陣屋跡に求めるが、現在どのような検討をしているのかをお聞かせください。

 (5)として、日光御成道まつりにて伊奈氏をアピール

 日光御成道まつりにて伊奈氏をもっと前面に出した企画を期待したい。昨年11月11日のまつりでは、川口歴史行列絵巻で初代備前の守忠次から12代右近将監忠尊までの歴代郡代に歩いていただきましたが、若干アピール不足と感じました。当局の考え方をお聞かせください。
  大きな4の1回目の質問を終わります。

一般質問答弁用

◎江連保明生涯学習部長 御答弁申し上げます。

 (1)でございますが、赤山陣屋は埼玉県が大正11年に史跡として指定し、昭和36年に旧跡に指定替えとなり、指定名称は「赤山城跡」となっております。名称につきましては、指定当時のものであり、また石碑には城址と示されておりますが、議員御提案の赤山陣屋跡の名称の使用法についても研究して参りたいと存じます。
 次に、(2)でございますが、赤山城跡保存整備事業は本丸、二の丸を中心にこれを取り巻く空堀、約13ヘクタールを対象に実施しております。昨年度新たに1,040平方メートルの用地を購入し、現在、事業用地の約16パーセント、合計2ヘクタールの用地を取得しているところでございます。また、空堀につきましては全長1,132メートルのうち810メートル、約72パーセントを散策路として整備しているところでございます。
 次に、(3)でございますが、貴重な歴史遺産である赤山陣屋遺跡の保護保存を目的に、これまで本丸、二の丸を中心に空堀の整備を実施しているところでございます。今後も用地の確保に努めるとともに、往時の空堀や土塁の一部の姿を今に残し、緑豊かなこの地域に多くの方々に訪れていただけるよう、散策路、並木道などの整備に努めて参ります。
 次に、(4)でございますが、赤山陣屋は江戸時代初期、関東郡代伊奈氏が水田開発や河川改修の拠点とした本市の貴重な歴史遺産でございます。この地域に郷土総合博物館を建設することは、文化財の保存の点からも価値あるものと考えますので、建設候補の予定地の一つとして今後も構想の実現の可能性について関係部局との協議を進めて参りたいと存じます。
 以上でございます。

 

◎桜井智明経済部長 御答弁申し上げます。

 (5)についてでございますが、昨年開催されました「川口宿 鳩ヶ谷宿 日光御成道まつり」での伊奈氏の行列につきましては、議員御指摘のとおり、川口歴史行列の中で関東郡代伊奈家として初代の忠次から第12代忠尊まで、地元連合町会長をはじめとする12名の方に出演をいただいたところでございます。
 今後の伊奈氏の行列編成につきましても、川口歴史行列の中で存在感を出せるよう、日光御成道まつり実行委員会に諮って参りたいと存じます。
 以上でございます。
一般質問稲川先生似顔絵それでは、再質問させていただきます。
 ただ今の答弁で、事業用地としてまず16パーセントということで、これはまだまだ大変だと改めて認識をさせていただいたわけであります。
 そこで、たしか前回の定例会、6月定例会でこの陣屋跡の模型をたしかつくるというような上程案があったと思います。とりあえずそちらを先に見せていただいて、100パーセントになるまであと何年かかるかわかりませんが、ちょっとこの後考えていきたいなと思います。
 質問としましては、赤山陣屋進捗率と整備計画にかかわってというところから、陣屋の模型がどのようないま進みぐあいになっているのか、答弁をいただければなと思います。
 2回目終わります。
一般質問答弁用

◎江連保明生涯学習部長 再質問について御答弁申し上げます。

 赤山陣屋模型につきましては、750分の1で縮尺しており、寸法は約2メートル20、長さ2メートル50センチのものを予定してございます。現在、陣屋、空堀や門、家臣屋敷や農地などを赤山陣屋絵図を基本に、また岐阜県の高山陣屋の情報も収集いたしまして、図案化の作業を行なってており、平成26年1月末頃に完成する予定でございます。
 以上でございます。

◆19番(稲川和成議員) 完成が楽しみであります。
 そこで最後、市長、川口の顔として(仮称)赤山歴史自然公園の整備が進められているところでありますが、あわせて関東郡代伊奈氏の歴史的偉功を活用した、歴史的なパークエリアですね。大きなパークエリア、そういうことを早期に形成していただきたいと強く要望させていただきます。

3 日本を取り戻す魂の継承~教育問題について

それでは、大きな3の質問に移りたいと思います。

一般質問稲川先生似顔絵

(1) 川口の歴史、日光御成道より

 ア 地蔵院のタブノキを埼玉県指定天然記念物に

  川口市桜町5丁目にある真言宗智山派の地蔵院本堂の裏にある樹齢600年と推定されている「通称地蔵院のタブノキ」を埼玉県指定天然記念物になるよう市の協力を求めます。質問アとして伺います。
 

イ 小谷三志の旧宅跡案内板について

  小谷三志の旧宅跡案内板を正確に整備してほしい。昭和13年2月10日に埼玉県指定を受けた史跡小谷三志居宅跡は、日光御成道よりやや奥へ入ったところに建っていたわけですが、現在の案内の仕方では誤解を招きます。改善を求めます。
 

ウ 鳩ヶ谷流山線の計画について

  都市計画道路鳩ヶ谷流山線は、昭和47年4月25日に告示され、標準幅員25メートルとされています。残念ながら史跡小谷三志居宅跡も計画に含まれています。事業実施のときは考慮するよう事業者へ求めてほしいが、いかがか。

 (2) 小中学校のエアコン問題について

 読売新聞の報道によると、先月19日に市内市民団体の代表が9,298筆の署名を提出した際、エアコン導入には否定的な考えを示されたようです。私は、全くの無条件で必要か不必要かと問われた場合、当然エアコンは必要ですと答えます。しかし、今の社会、無条件はあり得ませんので、教育委員会の考え方も要望書を提出した団体の考え方も理解できます。
  大きな質問1で述べたように、今後、人口減少が進む中、公共施設はさらに老朽化していく中どうするか。そこで私は提案させていただきたいのですが、多機能化した学校から順次エアコンを導入してはと考えますが、いかがか。

 (3) 交通安全スクールガード問題について

 本年4月1日よりSGへ完全移行され、現在地域の方々が登下校時間、子どもたちをしっかりと見守っています。しかしながら、学童交通指導員制度時代からも指摘されていた、信号がなく、交通量が激しい交差点を横断しないと学校へたどり着けない箇所、いわゆる危険交差点は地域の方々だけでは守りきれないと私は考えています。
  平成18年9月25日、川口市戸塚東2丁目地内の生活道路において発生した保育園児等21人が死傷するという痛ましい事故を契機に、全国初となる生活道路速度30キロ規制を実施し、安全対策を推進してきたことは周知の事実です。素人では危険交差点で車を止めることは大変難しいことです。痛ましい事故が発生する前に安全対策を講じるべきです。
  そこで提案ですが、警備員、ガードマン、もしくは警官による交通指導を実施すべきです。当然予算がかかることですが、人命は最優先されるべきです。小・中学校のエアコン導入より優先して登下校の安全対策を講じてください。

 (4) 東アジア地勢図について

 昨年の9月定例会で紹介させていただいたこの地図であります。この地図が、新海教育長、東アジア地勢図であります。昨年、学校教育部長のほうから、大変興味深く、授業でどのような活用が考えられるか、研究して参ると答弁いただきました。1年間の研究を報告ください。議会ルールで質問は3回までと制限されているため、昨年続いて質問していきたかったわけなんですが、きょう改めて答弁していただきたいなと思います。
  あわせてお尋ねいたしますが、私、最後にこの地図を出して、排他的経済水域と領海を足せば世界6位の大海洋国家日本であるという社会科の授業をされたらどうかという提案をいたしました。そのことについてもお答え願いたいです。

 (5) 昭和20年8月 樺太真岡郵便局「氷雪の門」について

 平成21年9月定例会、22年12月定例会で質問してきた「氷雪の門」、その答弁の中で、21年9月の市立校長会議で説明し、各学校へ紹介したとされました。最初の質問で、上映会実施を求めたわけですが、3年が経過する中、どのような動きとなっていますか。
  先月20日、映画を観て領土問題を考える会実行委員会が主催し、メディアセブン・プレゼンテーションスタジオで「氷雪の門」の上映会が開催されました。当日は来年50周年を迎える社団法人川口青年会議所第29代理事長の高柳恵造先輩を中心に、多くの青年会議所のOB、現役会員が相集い、力を合わせ、英知と勇気と情熱を持って有意義で盛大な上映会となり、すてきな夜を過ごしました。
  昭和20年8月20日はソ連軍が真岡に侵略した日です。8月15日に大東亜戦争が終結したにもかかわらずに。次世代にしっかりと語り継がねばなりません。ぜひとも市内26中学校にDVDの配付を求めるが、いかがでしょうか。

一般質問答弁用

◎江連保明生涯学習部長 御答弁申し上げます。

  (1)のアでございますが、地蔵院のタブノキは、本市の貴重な天然記念物として市指定文化財に指定されております。タブノキを県指定文化財に指定することにつきましては、県の文化財保護審議会の答申により決定されるものであり、市の申請等の手続がございませんが、その価値について、県に対して積極的に紹介して参りたいと存じます。
  同じくイでございますが、小谷三志は鳩ヶ谷の地で生まれ、富士山信仰と実践道徳を結合させた宗教不二道の教えを説いた偉人でございます。居宅跡の場所を示す案内板につきましては、居宅跡地に設置されていないことから、案内板に所在地などを明記して参りたいと存じます。
  次に、(2)でございますが、小・中学校のエアコンを設置する場合の優先順位につきましては、学校施設の状況や立地、地域の公平性を考慮して参りたいと存じます。
  以上でございます。

 

◎高木直人技監兼都市計画部長 御答弁申し上げます。

  (1)のウでございますが、都市計画道路鳩ヶ谷流山線は、県南地域を東西に結ぶ基幹的道路であるとともに、本市東部地域の市街地整備の骨格となる幹線道路として都市計画決定を行なっており、段階的に整備が進められております。当該史跡付近の区間につきましては、現時点では事業主体や事業実施時期が未定でございますが、事業実施の際は史跡の保存について考慮するよう事業者へ要請して参りたいと存じます。
  以上でございます。

 

◎元井康博市民生活部長 御答弁申し上げます。

  (3)でございますが、議員御指摘の通学路における信号機がなく交通量が多い危険交差点の立哨につきましては、現場を調査の上、警察官による交通指導とともに交通安全協会の会員等の協力を得ながら、通学路の安全を図って参りたいと存じます。
  また、交通安全スクールガードの方を対象とした研修会を学童指導立哨マニュアルをもとに、実技指導等を警察官とともに毎年実施し、児童の安全確保に努めて参りたいと存じます。
  以上でございます。

 

◎柴田宏之学校教育部長 御答弁申し上げます。

  (4)でございますが、御指摘いただきました東アジアの地勢図につきましては、通常の地図とは異なる視点から位置関係を捉えることができるものであり、地理的な見方を広げ、国土の認識を深める資料の一つとして、授業での活用が考えられます。
  中学校社会科では、さまざまな資料を適切に選択・活用して、社会的事象を多面的・多角的に考える学習が重視されております。我が国の海洋国家としての特色は、学習指導要領に示された学習事項であり、さまざまな資料を活用し、領海や経済的水域を含めれば世界有数の面積を有する海洋国家としての日本について考える学習は、国土の認識を深める点で有意義であると考えております。
  次に、(5)でございますが、御指摘のとおり、市立学校長会議で紹介をさせていただきましたが、その後の動きについては掌握しておりません。映画「氷雪の門」は、近現代史を学ぶ上で参考となる作品であります。各学校で生徒の実態や教師の指導方法にあわせて、さまざまな教材を選定していることなどを踏まえ、改めて市立学校長会議等でDVDの紹介をして参りたいと存じます。
  以上でございます。
一般質問稲川先生似顔絵 まず、これが地蔵院さんのタブノキであります。本堂の裏にある。そしてタブノキ、こちらなんですけれども、8月22日、テレビ朝日の「若大将のゆうゆう散歩」という番組があるんですが、そこでも紹介されております。ちなみに、後ろ姿が地蔵院さんの御住職で、こちらが加山雄三さんでございます。
  タブノキについて、まずお尋ねしていきたいなと思いますが、私の手元に今、さいたま巨樹の会、こういう大木を鑑賞する会の組織でいただいた資料なんですけれども、現在、埼玉県の指定を受けている木は2か所、飯能市にあるタブノキと春日部市にあるイヌグスであります。この会の皆様方がうちの地蔵院と3つ比較した場合、最も保存状況のいいのは地蔵院にあるこちらの写真のタブノキであるとレポートを提出して、これもネットでも流れております。大きさ的にも地蔵院のタブノキが一番大きな状態であります。
  今、答弁の中で埼玉県の文化財保護審議会のほうでの答申が決定という答弁がございました。昨日の高橋英明議員の小谷三志さんの墓所の件でもたしか同じような答弁をされていたなと記憶するんですけれども、文化財保護審議会の内容というのはどのような組織になっているのか、こちらのほう、ちょっとお答えをしていただきたいなと思います。
  それと、(4)(5)にかかわって、領土問題の教育と近現代史の教育という視点のほうから再質問をしていきたいと思いますけれども、現在の市内の中学校では、たしか教育長も見覚えがあると思いますけれども、帝国書院さんの中学校社会科地図帳ということで、いろんな地図が使われているかと思います。先ほど紹介した東アジア地勢図に一番近い地図がこちら、日本海を中心に描いた地図なんですけれども、この地図ですと先ほど見せた東アジア地勢図と比較した場合、海洋国家であるという認識がどこまで伝わるのかなと。
  ちなみに、この地図ですと、日本の最北端である択捉島と最西端である与那国島はしっかりと出ておるわけですけれども、最も東にあたる南鳥島、それと最も南端にあたる沖ノ鳥島が残念ながらこの地図だと出ていないんですね。そういう視点からも、先ほど紹介した東アジア地勢図を使うと、全部出ているんですね。これが日本の東の端の島、南鳥島、ここにあるのが最南端の沖ノ鳥島です。
  こういうふうに具体的に日本の東京からの距離、また大阪や名古屋からの距離でもいいですけれども、どのくらい離れているのかを、こういう地図を使った学習をしたほうが、今、地図帳で使われている地図よりもはるかに私はすぐれものだと思っているわけであります。この辺について、もう一度御答弁をいただきたいなと思います。
  2回目の質問を終わります。
一般質問答弁用

◎江連保明生涯学習部長 再質問に御答弁申し上げます。

  埼玉県文化財保護審議会は、文化財の各分野の研究者である大学教授など20名で構成されております。そのうち天然記念物に関する専門の委員は3名で、埼玉大学名誉教授、東京大学大学院准教授などでございます。埼玉県文化財保護審議会は、県教育委員会から諮問されて答申ということでございますので、本市のほうから埼玉県教育委員会に対して積極的に紹介して参りたいというふうに考えてございます。
  以上でございます。

 

◎柴田宏之学校教育部長 再質問に御答弁申し上げます。

  東アジア領海の学習につきましては、通常、さまざまな地図を活用しておりまして、通常の地図教材でも学習指導要領に示されました領土や領海の学習は可能でありまして、視点を変えた逆さ地図は補助的な資料の一つとして活用が考えられると思っております。
  大陸から見た日本の逆さ地図につきましては、生徒の興味を喚起し、地形的な見方を広げる資料として機会を捉えて各学校に紹介して参りたいと存じます。
  以上でございます。

◆19番(稲川和成議員) 今、再質問につきまして、学校教育部長のほうから答弁いただいたわけなんですが、実は産経新聞の今年6月30日の新聞のコピーなんですが、兵庫県宝塚市において、靖国神社遊就館へ修学旅行を実施したという記事でございます。宝塚市で近現代教育の一環ということで遊就館、かつて僕もこの遊就館、学校で社会科見学で使ってみてはどうかという質問をさせていただいたわけなんですけれども、ほかのまちで既に実施しているところがあるということで、最終的には現場の校長先生の判断で行き先等々決まっていくのかと思いますけれども、部長のほうからもぜひこういった、宝塚市では実施したということを紹介していただければなと思います。

2 中学3年生の娘の父として『子宮頸がんワクチン』について

それでは次の質問に移ります。

一般質問稲川先生似顔絵 (1) 平成22年12月定例会答弁より

 約3年前の定例会にて、私は安全性等の臨床データが不十分な段階での公費負担について警鐘を鳴らし、危険性を指摘する声もあるんだと市民へ情報提供してくださいと要望したにもかかわらず、完全無視に近い状況でワクチン接種を始められましたことに憤りを覚えます。
 質問アとして、WHOと厚生労働省の情報で判断した事について
 WHOと厚生労働省の予防接種部会の情報で判断した事について、当局は今どのように考えているのか。市内は当然ながら、全国で苦しむ女子高校生を思い、答弁ください。
 質問イとして、教育局、中学校関係者との間でどのような協議をしたのか。
 教育局の学校保健課や中学校の関係者との間で子宮頸がんの原因や子宮頸がんワクチンの接種について、どのような情報をどのような形で提供していくかについて協議するとしていたが、ある学校を独自調査したところ、その形跡が全くありませんでした。どのような協議をしたのか、詳細に報告ください。
 質問ウとして、「アジュバンド不妊の報告なし」は当然について
 2006年に承認されたワクチンですから、今年で7年目です。年齢14歳で接種した子がようやく今年で20歳、まだまだ出産適齢期には達していません。当時の答弁は、「不妊の心配はなく、これまでも不妊の報告はされていない」とされましたが、当然です。20歳未満で出産することはまれです。14歳、15歳で接種した子が10年、15年たち、出産適齢期の年齢に達したときを心配して質問したのです。
 私のもとには、多くの声が届いています。中には、製薬会社の人体実験にされてたまるかとの内容もあります。当局は、今でも全く心配なしと考えているのですか。
 質問エとして、子宮頸がん検診率について
 検診率を上げる必要性を3年前指摘しました。平成20年、21年度の検診率はともに14.6パーセントとされましたが、1点目として、その後、どのような推移ですか。2点目として、検診率向上の施策はどのようなことをされていますか。

(2) 川口市保健センターの予防接種案内について

 平成24年3月1日付の中学1年生から3年生相当年齢の女性と保護者へ出した案内の中に、次のような文言があります。「予防接種後の副反応、以下の副反応が報告されていますが、通常数日中に症状は改善されます」とあります。保護者の多くは副反応心配なしと理解して、積極的に予防接種を受けたようです。
 本年6月14日急転直下、厚生労働省健康局長が全国都道府県知事に定期接種を積極的に勧奨すべきではないと通達。2週間後の28日付で川口市保健センター所長名で小学校6年生から高校1年生相当年齢の女子保護者へ通知されました。
 そこで質問ですが、保健センター所長名で出す案内等について、健康増進部長は目を通しているのですか。目を通していないのならその理由を、通しているのなら、3年前、私が指摘した危険性があると伝わらない文書を通知しております。なぜ私の警鐘を無視したものを通知したのか、その理由をお答えください。

(3) 川口市医師会との連携について

 ア 接種を見合わせている医療機関について
 仄聞するところ、東京都にある荻窪すずらんクリニックでは、子宮頸がんワクチンの接種を見合わせています。次のようなことが理由です。「現段階で危険であるという根拠やデータがあるわけではありませんが、安全であると胸を張って患者さんに保証できる自信が医療機関としては持ち合わせていません。インフルエンザとは違い、空気感染するものでもほかに回避の方法がないわけでもありませんから、安全を優先することにしました」とコメントされています。
 平成24年2月27日現在、川口市内で100を超える医療機関で予防ワクチン接種を実施していますが、現在、接種を見合わせている医療機関はあるのか伺います。
  イ 協議の実施について
 6月14日の通達以降、医師会と協議は行なっているのですか、その有無と内容についてお答えください。大きな2の1回目の質問を終わります。

一般質問答弁用

◎安田恭一健康増進部長 御答弁申し上げます。

 (1)のアでございますが、子宮頸がん予防ワクチンにつきましては、世界保健機関が「すべての地域において接種を行うことが望ましい」として推奨するワクチンの一つでございます。
 また、厚生労働省では子宮頸がん予防ワクチンの承認にあたりまして、国内臨床検査を実施し、安全性、有効性を確認しております。さらに当時、子宮頸がん予防ワクチンの接種に対しまして、費用助成を求める声が多くある中で、国のワクチン接種緊急促進事業の開始にあわせまして、がん予防対策の一環として子宮頸がん予防ワクチンの接種に要する費用助成事業を開始したものでございます。
 次に、イでございますが、子宮頸がん予防ワクチンの接種開始にあわせまして、市立幼稚園、小学校、中学校、高等学校の学校長会議及び小学校、中学校、高等学校の養護教諭会議におきまして、ワクチンの効果、接種方法、保護者等への周知啓発方法、副反応や健康被害救済制度等の説明を行いまして、理解を求めております。
 次に、ウでございますが、子宮頸がん予防ワクチンにつきましては、現在、2種類が承認され使用されております。いずれのワクチンにおきましても、国内、海外で成人女性を対象とした臨床試験が行われております。海外では臨床試験中に妊娠が判明する事例が多数ありますことから、ワクチン接種が不妊に結びつくものではないと考えております。
 次に、エの1点目でございますが、子宮頸がん予防ワクチンにつきましては、接種後におきましても、定期的な子宮頸がん検診を受診することで、がんの予防、早期発見につながり、その効果を発揮するものでございます。そのため、対象者の皆様への通知におきましても、子宮頸がん検診の受診を促す案内を記載しております。
 本市における子宮頸がん検診の受診率は平成22年度は16.9パーセント、平成23年度は16.5パーセント、平成24年度は21.0パーセントでございます。
 次に、同じく2点目でございますが、子宮頸がん検診の受診率向上を図るため、20歳の女性に対しまして、はがきによる受診勧奨通知を送付しております。また、がん検診推進事業といたしまして、20歳から40歳までの特定の年齢の女性に対しまして、無料クーポン券を送付し、受診促進を図っております。さらに、クーポン券の未利用者に対しましては、再度利用を促す通知を送付しております。
 なお、健康教室など各種事業におきましても、がん予防及びがん検診で早期発見、早期治療などの普及啓発を行なっております。
 今後とも子宮頸がん検診の受診率向上を目指して取り組んで参ります。
 次に、(2)でございますが、御案内通知は子宮頸がんワクチン接種の対象者及びその保護者に対しまして送付いたしております。その内容は、特に副反応につきまして、各ワクチンの添付文書に基づき重篤なものも含めまして、その症状や頻度等を記載しております。
 また、6月14日の厚生労働省からの積極的勧奨差し控えの勧告に関する通知につきましては、勧告の内容に沿い、ワクチン接種制度の現状につきましてお知らせしたものでございます。
 今後、対象者の皆様へ御案内通知を送付いたします際は、予防接種の効果や副反応など、より詳細な情報提供に努めて参ります。
 次に、(3)のアでございますが、厚生労働省からの積極的勧奨差し控えの勧告を受けまして、市内の接種実施医療機関に対し、勧告に基づく接種希望者への対応等につきまして通知を送付いたしました。
 そのような中、市内の接種実施医療機関からは現在のところ、独自の判断で接種を見合わせているとの報告は受けておりません。
 次に、イでございますが、厚生労働省の勧告に基づきまして、市内の接種実施医療機関に対し接種希望者への対応といたしまして、子宮頸がんワクチン接種が積極的に進められていないこと、ワクチン接種の有効性、安全性、副反応等につきまして、十分に説明を行うこと、及びワクチン接種による副反応事例の報告を行うこと等につきまして通知を行い、適正な対応を求めますとともに、情報の共有を行なっております。
 以上でございます。
一般質問稲川先生似顔絵それでは、再質問に移ります。
 今、私の手元に、今年25年6月20日付の読売新聞のコピーがあるわけですけれども、読売新聞にアメリカによる接種についての記事が出ておりました。これに関連して質問していきたいと思いますが、厚生労働省が6月14日に行なった子宮頸がんワクチンの積極的な勧奨の差し控えの勧告を受けて、混乱が広がっているというような内容の記事なんですけれども、この記事の中で、日本より先行して子宮頸がんワクチンを接種しているアメリカの事例が取り上げられています。この記事によると、米国の10代の接種率は約35パーセント、2006年の承認以来、ワクチン接種との因果関係は定かではないが、接種後の死亡例が32件あるとされています。アメリカの研究者の間では、ワクチン接種を疑問視する声が上がっています。このような報道もある中、子宮頸がんワクチン接種やがん検診に対する市の考えを再度部長答弁をいただきたいと思います。
一般質問答弁用

◎安田恭一健康増進部長 再質問に御答弁申し上げます。

 先ほど御答弁させていただきましたとおり、子宮頸がん検診の受診率を年代別に見ますと、20歳代の受診率が他の年代の方に比べまして著しく低くなっております。その一方で、子宮頸がんの罹患率は20歳代から30歳代で急に高くなっていることから、全体の受診率向上も必要ではございますけれども、若い世代の受診率向上は現在大きな課題となっているところでございます。
 現在、ワクチン接種の積極的な勧奨を控えている状況でございますので、今まで以上に子宮頸がん検診を受診することの大切さを若い世代に伝えられますように、啓発のあり方について研究して、がん検診受診率の向上を図って参りたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
 以上でございます。

1 未来の宝 子ども達の為に「社会資本の老朽化と財政問題」について

◆19番稲川和成議員 自由民主党の稲川和成です。
 まず、傍聴席の皆様、時間調整をしていただきまして、何かと御多用中にもかかわりませず、本日傍聴いただきますこと、心より厚く御礼を申し上げます。
 それでは、通告に従い順次質問に入ります。

一般質問稲川先生似顔絵 (1) 人口減少の中、公共施設維持の基本的な考え方について

 日本の総人口は2004年をピークに今後100年間で、100年前(明治時代後半)の水準に戻るとのデータが総務省「国勢調査報告」及び国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口」からの資料で明らかで、また税収が多かった高度成長期に集中的に建設した公共施設やインフラが老朽化を迎え、大きな問題となってきた。
 昨年2012年12月2日、山梨県大月市笹子町の中央自動車道笹子トンネル上り線天井板落下事故では、死亡者9人、負傷者2人と高速道路上での事故としては史上最多であった。
 そこで質問ですが、統計川口の人口ピラミッドからもわかるように、維持管理を支える人材の高齢化と減少が進む中、本市の基本的な考え方をお尋ねいたします。

(2) 朽ちるインフラの維持管理更新について

 市内の公共施設を同じ場所に同じ機能で同じ大きさで建て直すのは、財政的に不可能であると考えています。しかしながら、川口市ではこれまでスクラップ・アンド・ビルドの傾向にあると感じています。その考え方を見直していく必要があります。
 次の5施設の維持管理更新費用がどのくらいかかると考えているのか、それぞれお答えください。

質問アとして、小学校52校 延床面積334,331.76平方メートルについて
質問イとして、中学校26校 延床面積189,486平方メートルについて
質問ウとして、公民館等38館 延床面積55,914.3平方メートルについて
質問エとして、図書館7館 延床面積16,281.35平方メートルについて
質問オとして、スポーツセンター、体育館13施設 延床面積6万2,924.97平方メートルについて

(3) 大宮東口プロジェクトについて

 30年ぶりに再開発計画が始動した大宮駅東口のまちづくりで採用した手法について質問します。
 この事業は、移転が予定されている大宮区役所と隣接する大宮小学校の敷地を含めた約2万6,000平方メートルを仮想の再開発用地として設定、その中に複合公共施設やホテル、小学校、広場などを配置するプランを東洋大学と東京芸術大学の建築学科の学生が作成、地元市民でつくる大宮駅東口協議会とさいたま市のまちづくり事務所が協力したプロジェクトです。
 具体的に当プロジェクトの進め方は、複数の学生グループがまちの300分の1の立体模型を製作した後、一般市民が自由に参加できるパブリックミーティングでわかりやすくプレゼンテーションを行うことで、市民の方々などからアドバイスをもらい、学生はその場で得られた意見や評価を持ち帰り、次の回までにさらに案を練り直して、回が進むごとに提案が進化していく仕組みをとっています。
 質問アとして、産学官連携によるまちづくりについてお尋ねいたします。大学が有するすぐれた人材や研究成果などの「知の資源」を活力ある地域づくりに活かす必要があると思うが、本市の実績及び今後の見解はいかがか。

質問イとして、EU諸国のコンペ方式についてお尋ねいたします。  仄聞するところEU諸国では公共施設を建築する場合、コンペ方式で設計者を選定しているようだが、当局はEU諸国のコンペ方式を研究していますか。

(4) 学校の多機能化に向けて、(仮称)川口市火葬施設を受け入れた神根東地区に関わって

 2010年に開校した荒川区の汐入東小学校は仄聞するところ、1階が認定こども園、2階から4階が小学校、5階・6階が体育館、7階は区民プールと共有しています。建物の構造も固定的にせず、将来地域ニーズが変化すれば、それにあわせて用途が変えられるようになっています。私は、このような多機能施設をつくって更新投資のコストを下げる必要があると考えています。問題は、整備の優先順位をどうするのかであります。
 そこで提案ですが、(仮称)川口市火葬施設を受け入れた神根東地区をモデル地区とし、早期の事業計画決定に取り組んでいただきたい。この地区は最優先で整備を受ける権利があると考えています。総論は大賛成だが各論は大反対の迷惑施設の火葬施設を受け入れていただいた恩を川口市民は感じなければなりません。神根東公民館、神根中学校、神根東小学校は隣接して建っています。この3施設を多機能化とし、整備していくことを提案するが、当局はどのように考えるか。

(5) 新庁舎の建設地の選定について  

 昨年の9月定例会で発言しておりますが、私は上青木SKIPシティが建設地にふさわしいと考えています。先月答申された2つの候補地の評価は、6つの視点で明らかになったように、防災拠点性と建設コストについて、SKIPシティがすぐれていると結論、この結論については最終の第8回審議会において全会一致で賛成されたと聞いております。
 また、SKIPシティを支持した委員から、次のようなお話がありました。その方は、審議会が始まる前に自分が所属している地域の責任者に集まっていただき、どのような発言をすべきか協議をし、地域の声を一本化して審議会に臨んだそうです。その方の審議会全体の感想として、所属している地域・団体の人々と話し合った結果から発言している委員と、個人としての発言及びごく一部だけの意見集約での発言が多かったと感じる委員がいたと話されています。議事録から判断すると、意見拮抗だったのかなと感じます。
 利害が対立する案件ですから、意見が分かれて当然ですが、答申書の文章「川口市庁舎が次世代に継承され、都市の持続的な発展に寄与するとの長期的な視野に立つ」の部分をどのように解釈するかが最大のポイントと感じます
。  答申書の中には、移転する場合の跡地関連対策も書かれています。ポイントは「跡地利用によって成立する施設計画によっては、逆に新たな商業需要、経済需要をもたらすような賑わいを生み出す可能性があり、その可能性を追求しなければなりません」とあります。ここでずばり私の跡地利用計画を提案します。
 国に働きかけて、(仮称)全国ゆるキャラ博物館を誘致しようではありませんか。国内は当然ながら、国外からも相当数の誘客が見込めるはずです。そこで質問ですが、全国ゆるキャラ博物館誘致を提案するが、いかがか。

 繰り返しとなりますが、市長の諮問を受けた機関による答申という重みを考え、上青木SKIPシティ移転の上程を心よりお願い申し上げます。

一般質問答弁用

◎岡村幸四郎市長 稲川和成議員の御質問に御答弁申し上げます。

 はじめに(1)でありますが、本市はこれまで小学校、中学校をはじめ、福祉、社会教育、スポーツ施設等の整備を進め、市民サービスの向上と都市機能の充実を図って参りましたが、これら施設の老朽化の進行が著しく、今後一斉更新の時期を迎えようとしております。
 こうした中、今日の大変厳しい財政状況下におきましては、すべての施設を建て替えるということは極めて困難な状況にありますことから、市が保有する施設の基本的な方向性を示す基準として、新たに「川口市施設マネジメント基本方針」を策定したところであります。
 この基本方針には、施設総量の適正化を図ること、ライフサイクルコストの縮減を図ること、既存施設の長期利用を図ること、生活関連施設の計画的な維持管理・更新を図ることを掲げて、この取り組みを推進するために施設マネジメント推進体制を整備するものであります。
 今後は、この基本方針に基づきまして、施設マネジメントを機能的に進めることにより、効率的な施設運営に努めて参る所存であります。  続いて、(3)のアでありますが、本市におきましては、大学の持つ豊富な資源を活用し、地場産業の活性化、人材育成、まちづくりなどの幅広い分野における協力体制を構築することにより、地域社会の発展や地域経済の振興を積極的に推進するべく、平成15年7月に早稲田大学との間に基本協定を締結し、西川口駅周辺地区まちづくりや川口市景観設定指針の策定調査など、各部局において官学連携による事業を実施して参りました。
 今後も市民の皆様の御意見をはじめ、各種産業団体や大学など産学官で相互に連携協働して、地域の特性を活かしたまちづくりを鋭意進めていきたいと考えております
。  以上であります。

 

◎江連保明生涯学習部長 御答弁申し上げます。

 (2)のアでございますが、平成24年度の小学校52校の維持費につきましては、人件費を除き約21億3,000万円でございます。また、建設工事費につきましては施設の規模により異なりますが、平成22年度に竣工した元郷南小学校が29億2,000万円となっております。
 次に、イでございますが、平成24年度の中学校26校の維持費につきましては、約12億9,000万円でございます。また建設工事費につきましては、これも施設の規模により異なりますが、平成7年度に竣工した戸塚西中学校が約33億3,000万円となっております。
 次に、ウでございますが、平成24年度の公民館38館の維持費につきましては、約5億8,000万円でございます。また、建設工事費につきましては、平成22年度竣工の並木公民館が約8億8,000万円となっております。
 次に、エでございますが、平成24年度の図書館7館の維持費につきましては、約2億5,000万円でございます。また、建設工事費につきましては、前川図書館と同規模で積算いたしますと、約10億9,000万円となってございます。  次に、オでございますが、平成24年度のスポーツ施設全体の維持管理費につきましては、約10億3,000万円でございます。また、建設工事費につきましては平成19年度に竣工した戸塚スポーツセンターが約36億9,000万円となっております。
 次に、(4)でございますが、本市の施設の複合化といたしましては、公民館と保育所、スポーツセンターと公民館などがあり、現在平成28年度完成に向けて幸町小学校と栄町公民館の建替えを進めております。議員御指摘の複合化を一歩進めた、建物の構造を固定化せずにニーズに応じて用途を変更できる施設の多機能化につきましても、さらなる施設の有効利用の観点から研究して参りたいと存じます。
 以上でございます。

◎渡辺正之理財部長 御答弁申し上げます。

 (3)のイでございますが、EU諸国で実施されておりますコンペ方式は、今では歴史的建築物になっているパリのオペラ座等の設計に採用されている方式でございますが、国内におきましてまだ実施例が少なく、実施にあっての課題もあるかと思われます。
 しかし、今後の公共施設建築にあたりまして、すぐれたデザイン性を有した設計者選定の一つの方法と思われますので、情報を収集しながら研究して参りたいと存じます。
 次に、(5)でございますが、答申の中で建替え実施にあたっての課題として、仮に移転する場合の跡地関連対策については、都市の魅力向上、中心市街地の活性化に寄与する土地利用の必要性などが述べられております。こうしたことから議員御提案の全国ゆるキャラ博物館の誘致につきましては、新庁舎の建設地決定後の跡地関連対策の一つとして研究して参りたいと存じます。
 以上でございます。

一般質問稲川先生似顔絵それでは、再質問させていただきます。
 まず、(2)にかかわりまして、生涯学習部長のほうから答弁をいただいたわけですが、そうしますと、平成24年度の維持管理の合計額が約52億8,000万円程度になるのかなと推察いたします。この額が多いか、少ないかと申しますと、私的にはすごく経費がかかって、維持管理をされているなと、しかも教育関係の小・中、そして公民館、図書館、体育館等だけでこれだけの維持管理費がかかっている。さらにさまざまな公共施設があるわけですから、物すごい額で維持管理の固定費となっているんだなと思います。
 そこで、1点御紹介させていただきたいんですが、神奈川県藤沢市では、建替え等の更新費用を1平方メートルあたり約35万円という数字が出されたというケースがあります。そうしますと、藤沢市の例をとって、5施設の総延べ床面積が約65万平方メートルですから、単純に掛け算しますと2,275億円、同じ場所に同じ機能で同じ大きさで建て替えた場合、2,275億円かかってくる。
 川口の人口減少が統計的にも現在40歳代が5,000人としたら、今の1歳、2歳はその半分程度ということで、30年、40年同じことをやっていたら、絶対に維持できないというような、これは火をみるより明らかであります。
 今、答弁いただいたわけですけれども、莫大なお金、当局としてどのような長期的に、短中期じゃないですよ、長期的に施設を維持、そして管理、更新をしていこうと考えているのか、もう一度答弁をいただきたいなと思います。
一般質問答弁用

◎江連保明生涯学習部長 再質問に御答弁申し上げます。

 学校等教育施設の長期的な維持管理や整備につきましては、先ほど市長が答弁いたしました本市の施設マネジメント基本方針に基づきまして、効率的、効果的な施設の適正管理に努めて参りたいと考えております。
 以上でございます。

◆19番稲川和成議員 自由民主党の稲川和成

今、部長のほうから施設マネジメント基本方針に基づくという答弁をいただきました。1日も早く取り組まないと、未来の宝、子どもたちが大変な思いをするのかなと考えております。
 私たちの川口市一般会計、平成25年度の当初予算は1,727億3,000万円でスタートしているわけであります。今、お話しさせていただいたように5施設だけを更新、同じ場所、同じ機能、同じ大きさで更新したときには、この一般会計の当初予算をはるかに上回る額がないと維持できないということ、更新できないということでありますので、ぜひその辺速やかに研究に入って、実行に移っていっていただければなと思います。