10 川口オートレース場の施設整備について

◆37番(稲川和成議員) 市長、御答弁ありがとうございました。
御答弁いただいたように、各施設の状況やあり方によって、適切な手法で耐震化とバリアフリー化を推進していただきますよう強く願うものであります。
なお、鳩ヶ谷公民館の建替えにつきましては、一般質問3日目の28日に、我が党の野口宏明議員、鳩ヶ谷地区で八面六臂の大活躍をされている我が同志から、さらなる深い質問を、地元の御意見を踏まえた質問をさせていただきますので、何とぞ私の答弁以上のものをお願いを申し上げたいところでございます。

では、大きな10に移ります。
川口オートレース場の施設整備についてであります。
建築物の地震に対する安全性の向上を一層促進するため、平成25年に「建築物の耐震改修の促進に関する法律」が改正され、それに基づく耐震診断の結果が平成29年3月に公表されました。それによりますと、オートレース場2号館・5号館には耐震性がなく、平成31年度中に建物の利用を停止すると聞き及んでおります。

一般質問稲川先生似顔絵 (1)耐震性のない2号館・5号館の取り扱いについて

 今後、2号館・5号館をどのように取り扱っていくのか。

(2)具体的なスケジュールについて

 (2)として、2号館・5号館の利用停止により、収益面や安全面での影響があると思われますが、具体的にどのようなスケジュールで対応していくのか、お伺いいたします。

一般質問答弁用

◎五島淳一経済部長 御答弁申し上げます。

 (1)でございますが、2号館及び5号館の取り扱いにつきましては、まずはレースの早期再開と来場者の安全確保を優先した必要最小限の措置を講じていくことといたしました。
 具体的な措置といたしましては、レースの実施に不可欠な審判カメラ棟を確保いたします。また、2号館につきましては、利用しているスタッフ、機材等の移転を実施するとともに、建物の一部を取り壊して新審判棟を整備する予定でございます。さらに、2号館のその他の部分及び5号館につきましては、塀で囲い、立ち入りを禁止とし、来場者の安全確保に努めて参りたいと存じます。
 次に、(2)でございますが、具体的なスケジュールでございますが、2号館及び5号館は平成32年1月5日のニューイヤーカップ終了以降、入場ができなくなります。
 また、平成32年4月以降のレース開催に支障がないよう、電気の切回し工事、走路内審判カメラ棟の新築、2号館の一部と5号館の安全対策工事などを適宜実施して参る予定でございます。さらに並行して、新審判棟建設のため、2号館の一部を解体し、平成34年2月頃の完成を目指して参りたいと存じます。
 以上でございます。